(5) 酒井田柿右衛門家所蔵の土型で,最も古い年代の銘は貞享2年(1685),最も新し(7) 口縁部にーカ所変色が見られるのは,修復の痕跡と考える。(8) r宮廷の陶磁器』によると,木作の来歴にはドラ・メア・コレクションが付け加わ(10)長崎市教育委員会編『国指定史跡出島阿蘭商館跡一西側建造物復元事業に伴う「色絵花鳥文鉢」東京国立博物館蔵,I色絵桐鳳風文徳利」静嘉堂文庫美術館がある。い銘は明治43年(1910)である。そのため明治末期から石膏型が士型にとって代わっていったと考えられている。(6) 佐賀県立九州陶磁文化館編『柿右衛門様式総合調査事業報告書』佐賀県立九州陶磁文化館,1999年(1999年以前の柿右衛門に関する141件の文献リストが概略を添えて掲載されている。)るようである。英国陶磁学会編,西田宏子・弓場紀知監訳『宮廷の陶磁器』同朋舎出版,1994年(9)佐賀県立九州陶磁文化館による。発掘調査報告書-j長崎市教育委員会,2000年。長崎市教育委員会編『国指定史跡出島阿蘭商館跡一護岸石垣復元事業に伴う発掘調査および工事報告書』長崎市教育委員会,2001年。似)英国陶磁学会編『宮廷の陶磁器j,p.193,図184同栗田美術館,フランス・ギメ美術館,アメリカ・ピーボディ美術館にそれぞれ1体ずつ,そして広島県立美術館に2体である。絵付けはそれぞれに異なっている。(13) 英国陶磁学会編「宮廷の陶磁器J],p.188,図175(14) 1688年の家財目録に「大きな大理石模様のマスチフ(英国原産の大型番犬)とある。注目参照。同英国陶磁学会編「宮廷の陶磁器J],p.188,図176同佐賀県立九州陶磁文化館監修『古伊万里のすべて』展カタログ,西日本新聞社,2001年,p.1l9, No.1l4 436
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