注(1) 「中央著阿弥陀仏、結加訣坐手作阿弥陀仏説法印。左右大指無名指頭各相捻、以右大指無名指頭、圧左大指無名指頭。左右頭指中指小指開竪。」『大正蔵』18-SOOc(2) 水野敬三郎「阿弥陀三尊像（伝法棠西の間所在）」『奈良六大寺大観』3〈法隆寺3〉岩波書店，昭和44年(3) 長岡龍作「阿弥陀図様の継承と再生一光明皇后御斎会阿弥陀如来像をめぐって」『文化史の構想』吉川弘文館，平成15年(4) 中野聰「法隆寺伝法堂西の間阿弥陀如来坐像の印相について」『美術史研究』41,平成15年(5) 若井敏明「法隆寺と古代寺院政策」『続日本紀研究』288,平成6年(6) 『大正蔵』18-802b、C(7) 福山敏男「奈良時代に於ける法華寺の造営」『日本建築史の研究』桑名文星堂，昭和18年(8) 黒田洋子「正倉院文書の一研究」［お茶の水史学』36,平成4年(9) 渡辺晃宏「阿弥陀浄土院と光明子追善事業」『奈良史学］18,平成12年、山下有美「嶋院における勘経と写経」『正倉院文書研究』7,平成13年、風間亜紀子「天平宝字年間における法華寺金棠の造営」『正倉院文書研究』9,平成15年(10) 「大日本古文書』絹年文書25-184(11) 山下氏（注9)前掲論文(12) 『続日本紀』天平勝宝元年7月条(13) 福山氏（注7)前掲論文(14) 亀田孜「法華寺阿弥陀三尊画像の意想」『大和文華』20、22,昭和31、32年(15) 『大日本古文書』縦年文書4-395(16) 中野「奈良時代の数珠と阿弥陀信仰」『風土と文化』3,平成14年なお東大寺阿弥陀堂と法華寺阿弥陀浄土院との繋がりについては、高橋照彦「緑釉水波文填の美術考古学的研究」『鹿島美術研究年報別冊』19,平成14年参照。(17) 関根真隆「国家珍宝帳と光明皇后」『日本美術全集』3〈『正倉院と上代絵画」〉講談社，平成4年(18) 「大和志料』によると、金版は永正7年（1510)に発見されたが現存しない。もっとも刻まれていた銘文全文は同書によって知られ、銘文の日付は「天平宝字三年歳次己亥十二月廿三日乙卯」となっている。なおこの金版は『法華滅罪寺縁起』の記載から法華寺本尊の台座下に埋納されたことがわかる。(19) 『大日本古文書j福年文書14-334■336(20) 中野（注4)前掲論文(21) 光森正士氏も、法華寺における阿弥陀浄土院造営の背景を『法華経』「薬王菩薩本事品」に求めている。光森正士［阿弥陀仏の造像について」『龍谷史壇』48,昭和36年(22) 東院伽藍創立の中心人物を光明皇后とみる論考には例えば、東野治之「初期の太子信仰と上宮王院」「聖徳太子事典』柏書房，平成9年がある。(23) 中野（注4)前掲論文(24) 『続日本紀』天平宝字5年6月条(25) 長岡氏（注3)前掲論文(26) 藤岡穣「説法印阿弥陀如来像をめぐる試論」『待兼山論叢』35,平成13年(21) 光森正士『阿弥陀如来像］〈日本の美術241〉至文堂，昭和61年-136 -
元のページ ../index.html#145