鹿島美術研究 年報第21号別冊(2004)
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〈ルッカ周辺〉卜》、マエストロ・デイ・サン・ミケーレ、グイニージ邸国立博物館、221X 11. 1100年代後半、〈サン・ミケーレ・イン・フォーロ聖堂の十字架上のキリス卜》、マエストロ・デイ・サン・ミケーレ、360X306cm(注26)グイニージ邸国立博物館、176X141cm(注27)マエストロに近いルッカの画家、あるいはボナヴェントゥーラ・ベルリンギエーリ、サン・ミニアト・アル・テデスコ(ピサ)の聖フランチェスコ修道院、現在アカデミア美術館所蔵(フィレンツェ)(注28)〈ピサ周辺〉ンセポルクロ、284X238cm(注29)〔図7〕サン・マッテーオ修道院、298X233cm(注30)〈スポレート〉(元はサンティッシミ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂より)、278X200cm(注31)緑土の下地緑土の多くは海洋性粘土であり、海緑石(グローマナイト)と灰緑石(セラドナイト)の二つの鉱石から成り、水酸化鉄、水酸化マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、カリウムなどを成分とする(注32)。チェンニーニの第133章は、「昔の人たちの習いにしたがえば」緑上がボーロの代わりに使えると言う。バルデイヌッチの『トスカーナ美術用語辞典』(Vocabolario9. 1138年、《サルザーナの十字架上のキリスト》、グリエルモ、サルザーナ大聖堂、297X214cm(注24)10. 1100年代後半、〈サンタ・マリア・デイ・セルヴィ聖堂の十字架上のキリス118cm(注25)〔図6〕12. 1210-20年頃、《十字架上のキリスト》、ベルリンギエロ・ベルリンギエーリ、13. 1250-1260年、《聖母子と二人の天使》、《オブラーテの十字架上のキリスト》の14. 1100年代末、《サン・マッテーオ国立絵画館n.15の十字架上のキリスト》、サ15. 1200年代前半、《サン・マッテーオ国立絵画館n.20の十字架上のキリスト》、16. 1187年、《十字架上のキリスト》、アルベルト・ソツィオ、スポレート大聖堂、-6-

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