期場(1) 外国人研究者招致ーセプティミウス・セウェルス帝(在位193-211)と息子たち、そして妻:ローマとレプティス・マグナの間のイメージとセウェルス朝のプロパガンダ間:2004年3月22日〜28日(6日間)所:イタリア文化会館招致研究者:ルイーザ・ムッソ女史(LuisaMusso) ローマ第三大学考古学部美術学科教授報告者:イタリア文化会館館長イタリア文化会館広報担当古川招致研究者の研究活動状況招致研究者であるルイーザ・ムッソ教授は2004年3月2日から5月30日まで上野の国立西洋美術館を会場に開催中の「ヴァテイカン美術館所蔵古代ローマ彫刻展」に併催される関連記念講演会の一つとして、国立西洋美術館とNHK、在東京のイタリア文化会館の共催で企画され、在日イタリア大使館の後援、そして鹿島美術財団の協を得て実現されることになった3月27日(土)午後1時から国立西洋美術館講堂で行われたシンポジウム「文明の発祥地一古代ローマ帝国と地中海」における講演者として招致された。ムッソ教授は、イタリア文化会館が9年前に開催した「古代イタリア歴史・考古学セミナー」で“ローマ帝国とその属朴I"をテーマに取り上げたときにやはり鹿島美術財団の助成を得て来日し、北アフリカの古代都市“レプティス・マグナ”についての研究報告を発表された在アテネのイタリア国立考古学研究所々長アントニーノ・デイ・ヴィータ・ガファ教授以来のレプティス・マグナ研究者の招致になる。ムッソ教授はイタリア国立ローマ第三大学で古典考古学・古代ローマ史を担当してIl.「美術に関する国際交流援助」研究報告1. 2003年度援助① 文明の発祥地:古代ローマ帝国と地中海-579 -アルベルト・ディ・マウロ(Albert di Mauro)
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