注「福沢一郎個展」1945年11月14〜18日、日動画廊。またこの個展に関する記事としては、植村鷹千代「寄書 福沢一郎個展について」『美術』第３巻第１号1946年１月 39〜40頁が挙げられる。 瀧口修造「人間像について−福沢一郎個展の感想」『アトリエ』246号 1947年３月 23〜25頁■土方、前掲書 26頁■福沢一郎「私の絵のこと」『蟹のよこばい』求龍堂 1969年■匠秀夫編「年譜」前掲『蟹のよこばい』■以下に、主な福沢一郎による本件言及の記事を示す。■瀧悌三『日本の洋画界七十年』日経事業出版社 2000年 202〜203頁。また、以下の書籍に■植村鷹千代「アメリカに渡った現代日本絵画」『女性クラブ』1948年3月22頁「日本画の展覧会」『北米新報』1947年5月8日Tribune of Artno.1,February, The Tribune Subway Gallery, New York, 1946.なお、The TribuneTribune of Artno.9, May-June, The Tribune Subway Gallery, New York, 1947James V. Coleman “Why I collected new Japanese paintings”, ibid.Ray de Monte “New Trends in Japanese Paintings”, ibid, “Modern Japanese”, Art Newsvol.XLVI, No.4June 1947, p.43Alonzo Lanzford “Post-War Nipponese”, Art Digestvol.21No.17,June 1947, p.10福沢、前掲「魔法と呪術のわが美術館」福沢、同上―121―［附記］残されていることを痛感する。未だ不明瞭な終戦直後の日本美術の状況に関し、まず知りうる情報を活用可能な状態に整理し、後の研究者に引き継ぐという課題を、今後も着実に果たしていきたいと考える。本調査の実施にあたり、日動画廊、米国メトロポリタン美術館の土肥信一氏、ニューヨーク近代美術館のCora Rosevear氏、ニューヨーク在住の画家飯塚国雄氏には、多くの示唆をいただいた。またニューヨーク近代美術館図書資料室のJennifer Tobias氏には、資料の検索・複写に関して助力を賜った。ここに深く感謝の意を表します。International Book and Art Centerの住所は、100West 42nd street, Corner 6th Avenue, New Yorkであり、補足として6th Avenue Subway Arcade, downstairs（in the building of Schulte Cigar Store）との記述がみられる。現在はこの煙草店の建物は確認できない。図版５点、土方定一「福沢一郎論」『みづゑ』501号 1947年６月 25〜29頁 図版２点「魔法と呪術のわが美術館」『芸術新潮』９巻６号 1958年6月 139頁、「地獄絵について、福沢一郎氏に聞く」（聞き手：本間正義）『地獄絵 福沢一郎の世界』展覧会カタログ 1978年、「思いつくまゝに」『福沢一郎作品集 ２』小学館 1987年 54頁も同種の記述が見られる。『日動画廊五十年史』日動画廊1977年 200頁
元のページ ../index.html#131