■奥平俊六「狩野山雪筆洛外図について」『国華』1101号 1987年■辻惟雄氏が山雪を奇想派に列したことにより、現在の山雪理解があると言っても過言ではな具体的な作品について文人ネットワークとの関わりを論じたものに以下のものがある。林進「藤原惺窩閑居図」解説、前掲『狩野山雪―仙境への誘い』展図録杉原たく哉「狩野山雪筆歴聖大儒像について」『美術史研究』30号 1992年大西廣「陶弘景聴松図」解説 入矢義高・島田修二郎監修『禅林画賛 中世水墨画を読む』毎門脇むつみ氏は『寛永文化の肖像画』（勉誠出版 2002年）第三章「脇息にもたれる肖像画」松下隆章「中世に於ける中国絵画摂取の一様相 附栄西禅師帰国図に就いて」『仏教芸術』５門脇むつみ「脇息にもたれる肖像画」、前掲『寛永文化の肖像画』島尾新「雪舟等楊の研究（三）―『秋冬山水図』の情報学（上）」『美術研究』372号 1999年「元夜宴集図巻」解説『日中国交正常化三十周年記念 上海博物館展―中国文人の世界』図録 拙稿、前掲「狩野山雪『杜甫草堂図』について」■川口久雄『長恨歌絵巻』大修館書店 1982年―185―い。辻惟雄「桃山の巨樹の痙攣―狩野山雪」『奇想の系譜』美術出版社 1970年（ちくま学芸文庫2004年 再版）辻惟雄「山雪の奇想―問答風に」『大和文華』82号 1999年内山かおる「狩野山雪筆『雪汀水禽図屏風』について」『美術史』128冊 1990年林進、前掲「狩野山雪の『盤谷図』について」拙稿「狩野山雪『杜甫草堂図』について」河野元昭先生退官記念論文集編集委員会編『美術史家、大いに笑う―河野元昭先生のための日本美術史論集』ブリュッケ 2006年鈴木健一「林羅山の題画文学」『和漢比較文学』15号 1995年（『江戸詩歌の空間』（森話社1998年）に「林羅山の画賛」として再録）本図の他に下冷泉家に「手鑑」が所蔵され、その中の一図が（伝）狩野山楽「藤原惺窩図」であり、傍らに羅山詩が書き付けてある。但し、実制作年代は本図より降ると考えられる。『京の雅・和歌のこころ 冷泉家の至宝展』図録 京都文化博物館他 1997年守屋正彦「筑波大学が受け継いだ江戸幕府の『学』の象徴―狩野山雪『歴聖大儒像』について」『筑波フォーラム』55号 2000年『筑波大学附属図書館所蔵日本美術の名品―石山寺一切経、狩野探幽・尚信の新出屏風絵と歴聖大儒像』筑波大学附属図書館 2000年日新聞社 1987年林進氏は前掲「狩野山雪の『盤谷図』について」で両者の関わりを指摘している。でこの２図が同様の背景で制作されたものと想定している。号 1949年（『日本水墨画論集』（中央公論美術出版 1983年）に再録）Miyeko Murase,‘Farewell Paintings of China: Chinese Gifts to Japanese Visitors,’Artibus Asiae32,1970.拙稿「送海東上人帰国図」解説『常盤山文庫名品選 墨の彩り』根津美術館・常盤山文庫2003年山下裕二「雪舟画の本質―逸脱について」『国華』1276号 2002年渋谷区立松涛美術館 2002年榊原悟「長恨歌絵のこと」平山郁夫・小林忠編『秘蔵日本美術大観５ チェスター・ビーテ
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