―130―館）５月、山田馬輔水彩画展（於上海）前田青邨訪中。上海、南京、漢口、北京などを訪れ朝鮮を経由して帰国。陳抱一、許敦谷、胡根天、関良、東京で芸術社を創設（ほどなく全員帰国。22年夏、日本人画家小森猛都らと上海で芸術社絵画展を開催）。張載泗、陳元澣、雷公賀、譚華牧、何善之、東京美術学校西洋画科に入学。劉海粟、陳暁江、兪寄凡来日。1920年４月、中日美術協会発足。９月、木村荘八と木下杢太郎、雲崗に２週間ほど滞在（木下はこの時の研究成果を『大同石佛寺』にまとめ22年に刊行）。10月、『日本新美術的新印象』劉海粟編、上海商務印書館より刊行。４月−７月、竹内栖鳳訪中。上海、蘇州、杭州、南京、龍門、北京などに赴く（翌年も訪問。目的地はほぼ同じ）。王道源、蔡侃、張境、余蘭初、東京美術学校西洋画科に入学。陳之仏、東京美術学校図案科に入学。丁衍庸、衛天霖来日。1921年５月、小室翠雲訪中（９月帰国。同年日本南画院を設立）。11月、大村西崖訪中、陳師曽と交流。陳の紹介で在北京の所蔵家、作家を訪問。22年１月帰国。西崖、『文人画の復興』（又玄画社）刊行。丁衍庸、衛天霖、東京美術学校西洋画科に入学。豊子■来日。10ヶ月滞在。第１回中日絵画連合展覧会（於北京、天津）1922年３月22−29日、大村西崖収集中国文物展示（於大阪三越）４月１日、中日連合絵画展覧会（於上海）５月、第２回日華絵画連合展覧会（於東京府庁商工奨励館）６月10−11日、藤田紫雲個展（於上海）６月、陳師曽、大村西崖著『文人画の復興』を翻訳（『中国文人画之研究』に収録され同年上海中華書局より出版）。
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