鹿島美術研究 年報第24号別冊(2007)
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大野健雄校注『践祚大嘗祭 神道体系 朝儀祭祀編5』神道大系編纂会、1985年前掲注に同じ。秋山光和氏によれば、大嘗会屏風において、少なくとも平安中期以後には「和絵」も「唐絵」も表現様式や技法の上ではほとんど変わりはないとされる。前掲注「五 大嘗会屏風の美術史的意義」参照。 本文御屏風は調進されなくなり、屏風の員数、和歌の詠進される数など変更点は多いが、とり―153―書館、1990年と、京都文化博物館開館十周年記念特別展『京の絵師は百花繚乱』図録「画家解説」京都文化博物館1998年を参照した。わけて、屏風の高さは各々230糎を超え巨大化している。

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