■『よみがえる帝国劇場展』（早稲田大学演劇博物館，2002年）では、写真等をもとに和田の壁画・天井画の復元が試みられ、同展カタログにその図版と研究成果が掲載された。天井画《羽衣》に関する主な論考は、①蔵屋美香注文献①③、②増野恵子「和田英作と帝劇天井画」前掲『よみがえる帝国劇場展』カタログ，pp. 44−45、③泰井良「和田英作《富士について》―その制作姿勢と位置付け」『静岡県立美術館紀要』第20号，2005年，pp. 69, 72−73、④植野健造『日本近代洋画の成立白馬会』中央公論美術出版，2005年，p. 156、他①｢離宮の壁画和田英作氏謹画」『報知新聞』、②「御所の壁画揮毫者は和田画伯」『萬朝報』、③「赤坂離宮の壁画成る」『二六新報』、④「埃及風景の壁画赤坂離宮の喫煙室」『東京毎日新聞』、⑤「赤坂離宮喫煙室の大壁画和田画伯の大作」『中央新聞』、⑥「彩然たる離宮の壁画英作氏苦心の大作」『読売新聞』、いずれも1914年７月11日付、青木茂監修『近代美術関係新聞記事資料集成』vol.21，ゆまに書房，1991年所収。この壁画については、山梨絵美子氏の研究に詳しい。①「黒田清輝と公的な場の絵画」『美術史の六つの断面』美術出版社，1992年，pp. 461−474、②「明治大正期の洋画における「海の幸・山の幸」主題の変遷」『国華』第1187号，1994年10月，pp. 34−42『黒田清輝日記』第３巻，中央公論美術出版，1967年，p. 884（1913年３月14日分），p. 890（同和田英作｢竣工したる中央停車場の壁画｣『美術新報』第13巻第11号，1914年９月，p. 28注 ①展覧会カタログ，p. 42に同図版掲載注文献①注文献①，p. 470、注文献，p.28小川三知「ステインドグラスに就て」『三田評論』第224号，1916年３月，pp. 29−30和田英作「日光東照宮宝物館壁画」『建築工芸叢誌』第２期第13冊，1915年６月25日，p.６ 財団法人文化財建造物保存技術協会編『重要文化財 横浜市開港記念会館保存修理工事報告書』$｢開港記念横浜会館建築工事説明書｣『開港記念横浜会館図譜』清水組横浜支店，1917年%「時報〜開港記念横浜会館」『建築雑誌』第367号，1917年７月，p. 81&注 文献，p. 13’①和田英作氏談「ヴァチカンとサン･マルコにあるフラ・アンゼリコの絵画につき」『美術新報』第３巻第16号，1904年11月５日，p.３、②「同（続）」『美術新報』第３巻第17号，1904年11月20日，p.４、③和田英作講演／井内太郎速記「カッペラ、ブランカチ」『光風』第１号，1905年５月，pp. 33−50、④和田英作「ピューヴィス・ド・シャヴァンヌ」『光風』第４号，1905年11月，pp.６−12、⑤和田英作「〈モザイク〉に就て」『美術新報』第12巻第６号，1913年４月，pp. 20−23、⑥和田英作「壁面の装飾」『三田評論』第224号，1916年３月，pp.７−21、⑦和田英作「壁面装飾」『中央美術』第２巻第５号，1916年５月，pp. 102−111、他(久米桂一郎「楽観も悲観も無い」『絵画叢誌』第313号，1913年７月，p.４―199―４月22日分）横浜市教育委員会生涯学習部文化財課，2001年，p.９
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