0 ―419― 明治40 明治42表 東城鉦太郎年譜 元号 西暦 元治２／慶応元明治12明治15明治16明治18明治20明治22 明治27明治29明治31明治32明治33明治34明治35明治36明治37明治38明治39明治41明治43明治45/大正元大正２大正３大正４大正５大正６大正８ 大正12大正15/昭和元 昭和２昭和３昭和４昭和11年齢 18651879188218831885188718891417182022241894291896189818991900190131333435361902371903381904391905401906411907421908431909441910451912471913191419151916191719194849505152541923581926616219276364192819291936事 項 ３月11日 旧幕臣景行の長男として江戸小石川に生まれる この頃洋画に志す 11月 川村清雄とともに印刷局を去る この頃から本格的に川村清雄に師事する 川村清雄は画室を「心華画房」と名づけ、画塾を開く。東城は助教として協力 東京府工芸品共進会に《少女着座の図》出品、褒状をうける ６月 明治美術会通常会員となる 第１回明治美術会展《櫻狩》《竹取物語》出品 日清戦争に際し、第一軍司令部に従軍 11月14日 東京造画館画工として、館主塚本岩三郎とともに戦況油絵９枚を揮毫、宮中にて展覧 ６月 宮内省の命により平壌包囲攻撃の図を作成、天覧 この年、秀英舎石版部図案教授となる。また三崎町パノラマ館に五姓田とともに携わる ７月９日 黄海大海戦パノラマ（上野公園内東京パノラマ館）開館 この年、琴平のパノラマ館にて日清戦争図を揮毫 ６月 北清事変パノラマ（浅草日本パノラマ館）のために、五姓田芳柳とともに北京・天津を訪れる この年の春、トモエ会創立 ４月 第１回トモエ会展（於芝公園旧弥生館）《沼津松原》他 10月 第２回トモエ会展（於新橋竹川町商栄館）《横臥美人》《猿曳》他 ６月 第３回トモエ会展（於上野旧五号館） ３月 第４回トモエ会展（於上野旧五号館）《騎兵の突貫》《決死隊》《乗合船》他 ６月 麹町区３番町44番地に転居 ６月12日 満州丸にて観戦に出発する。８月 第三軍へ従軍、10月１日に帰京 ３月 第５回トモエ会展（於上野旧五号館）《韓国風物》《クロパトキン砲台》他 ３月７日 旅順総攻撃パノラマ（上野東京パノラマ館）開館 ６月 日本海海戦のジオラマを揮毫（上野東京パノラマ館） ７月 日本海海戦パノラマを揮毫（浅草日本パノラマ館） ９月 神田区駿河台北甲賀町10番地へ転居 この年、海軍省の依嘱により日本海海戦画を複数揮毫 ４月 第６回トモエ会展（於上野三号館北部）《上汐》《水戸の景》他 12月末 奉天激戦パノラマの準備のため、大連へ この年、引続き海軍省の海戦画に従事 １月 戦地視察、20日頃より「奉天雪中激戦の図」に着手 ３月 洋風美術家追弔会列席（溜池三会堂） ４月 第７回トモエ会展（於上野三号館跡北部）《郊外》他 ９月 盛岡市にてパノラマ揮毫 ９月 第８回トモエ会展（上野竹の台陳列館）《波》 この年雑司ケ谷へ画室を新築か １月 日英博覧会のため、五姓田芳柳とともに渡英、帰途欧州を周遊 10月 第４回文展《印度洋》 この年以降、トモエ会自然解散となる ２月13日 川村清雄の父帰元の葬儀にあたり、病床の清雄にかわり喪主代理となる 10月 第７回文展《丸木橋》 東京府工芸美術展覧会絵画部審査員となる 膠州湾方面へ出張、海戦画を作成 ６月 雑司ヶ谷墓畔にて花屋を開業 羅漢会に参加 ５月 代々幡字幡ケ谷10番地へ転居 ８月 海軍省より明治神宮記念会画館へ奉献する《凱旋観艦式》の揮毫を依頼される ９月１日、関東大震災により海軍参考館内の日露戦争海戦画が消失、そのうち数点を再制作する 第１回聖徳太子奉賛展（５／１−６／10、東京府美術館）《牛を曳く女》《磯》 この頃、牛込西五軒町34に居住 ５月 川村清雄画伯作品推奨会発起人の一人に名を列ねる この頃、三笠保存会の依頼により日本海海戦の戦画二枚を制作 《日露役凱旋大艦式》［海軍省奉納］奉献（明治神宮聖徳記念館） ６月30日 肺病の転地療養中、房総で没。７月５日自宅（牛込区西五軒町34）にて告別式 海軍館開館、《三笠艦橋》《日本海海戦図》が展示される
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