■前掲注■、秋山論文■前掲注■、佐藤論文後藤健一郎「伊藤若冲制作の「拓版画」作品について―《素絢帖》、《玄圃瑶華》を中心に―」大典の跋文は『小雲棲稿』巻十に「跋藤景和花木石冊」の題で収録。『京都書肆変遷史江戸時代〜昭和二十年』京都書肆変遷史編纂委員会編，1994年『京の友禅史』京友禅史編纂特別委員会，1992年泉美穂「伊藤若冲の『桝目画』作品を再考する―西陣織「正絵」との関係から―」『芸術学学前掲注、小林論文後藤健一郎「伊藤若冲《著色花鳥版画》考―その制作と受容をめぐって―」美術史学会西支部『摂陽奇観』巻之三十『浪速叢書』第三巻，1927年 『藤景和画記』（『小雲棲稿』巻八所収）「其為隴客来集。一松虹臥。連巻蓊欝。鸚鵡白者雙。 中国絵画に背景を墨で塗り込めたものがある。宋代の「子母鶏図」（台北･故宮博物院）や、明代の伝朱瞻基筆「瓜鼠図」（北京･故宮博物院）は、黒地に鶏や鼠が浮かび上がるように表されている。このような中国画が江戸時代に伝来していたかどうかは不明なため、若冲が直接影響を受けたとは言えないが、近い表現のものとして挙げておきたい。―461―Money L. Hickman, Yasuhiro Sato, The Paintings of Jakuchu-, New York: Harry N. Abrams Inc, 1989.付記本稿執筆にあたり、作品調査をさせて頂きました平木浮世絵財団の佐藤光信氏、千葉市美術館の浅野秀剛氏、ご教示を賜った西陣織会館顧問の藤井健三氏、ご指導を賜った小林忠教授に謹んで御礼申し上げます。尚、図２，３，５〜10は『伊藤若冲大全』（小学館，2002年）より、図13は『版と型の日本美術』（町田市立国際版画美術館，1997年）より転載させて頂きました。York: George Braziller Inc, 1989.現存する版木は高さ27.5cm、幅112.5cmの桜材で、表面は第五紙、裏面は第十紙の巻末部分。■徳力富吉郎「伊藤若冲の拓本摺技法」山内長三・前川文夫『若冲の拓版画』瑠璃書房，1981年■Hiroshi Onishi, “On a Riverboat Journey”, A Handscroll by Ito Jakuchu with Poems by Daiten, New『美術論究』第十九編 関西学院大学文学部美学研究室，2004年新江京子「若冲画と大岡春卜の画譜―版本学習と「物に即する」画の考察―」『美術史』161号，2006年報』六号 金沢美術工芸大学，1999年例会口頭発表，2006年１月集其所虹。青者隻。懸于枝而反其嘴。下則湍水焉」■皆川淇園「若冲画白鸚鵡」（『淇園詩集』巻一所収）高橋博巳編『淇園詩文集』近世儒家文集集成第九巻 ぺりかん社，1986年
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