―518―(航空券の購入)の補助として使われた。〈ヨーロッパ及びイギリス〉University of Art, London)等が、会議の運営および学生の指導に協力した。また、大Endowment Committeeの諸団体から受けた。Nicolas Adam Cambridge, London College of Fashion, Univ. of the Arts, London.Virginie Fermaud-Reibel, Marc Bloch de Strasbourg University, France.The look of history on Japanese human nature and contemporary society−A study of films応義塾大学、九州大学、大阪大学、立命館大学、多摩美術大学、東京大学、東京藝術大学からあった。参加者数は、ヨーロッパ大陸9名、北米8名、日本12名の計29名であった。研究発表では、美術コレクション、パフォーマンス、イコノグラフィー、身体論、風景論、宗教、文学など多岐にわたる、様々な美術史上の問題が採り上げられ、活発な議論がなされ、高い成果が得られた。研究発表会には、辻惟雄(MIHO美術館長)、島尾新(多摩美術大学教授)両教授のオブザーバーとしての参加もあり、英国在住の研究者としては、タイモン・スクリーチ、ジョン・カーペンター、アンガス・ロックリヤーの各教授(以上SOAS)、ティモシー・クラーク博士(大英博物館)、渡辺俊夫教授(TrAIN Research Centre, the英博物館およびヴィクトリア&アルバート美術館での特別観覧では、両館の所蔵する作品のうち参加学生が研究上熟覧調査することを希望する優品を、直接に調査研究する機会が与えられるなど、彼らにとって研修の実をあげるとともに、研究者としての成長のうえでも、有効な働きをなすものとなった。また、貴財団から受けた助成金は、日本からの参加大学院生の英国までの渡航費なお、本国際会議の運営費用に対する助成は、貴財団以外に、東芝国際財団、国際交流基金、大和日英基金、グレートブリテン・ササカワ財団、Japan Foundation本会議の参加者および発表題目は以下の通りである。鹿鳴館から凌雲閣へ:近代日本におけるファッションのデモクラタイゼーション日本人の本質の歴史と日本社会―今村昌平監督映画作品を通しての考察From Rokumeikan to Ryounkaku: the Democratisation of Fashion in Modern Japan.directed by Imamura Shohei
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