注⑴村形明子著「ビゲロウ、フェノロサ、岡倉 ―ボストン美術館日本部の形成と発展⑴ 創設ま⑵Ernest F. Fenollsa, “Epochs of Chinese and Japanese art”. IBC Publishing, 2007, 567−571.⑶村形明子『ハーヴァード大学ホートン・ライブラリー蔵フェノロサ資料Ⅱ』、ミュージアム出― 153 ―ボストン美術館の所蔵作品をみると両コレクションの作品数に反映されており、それは大坂四条派の研究において重要視すべき画家が誰であるかを明らかにするものである。また、フェノロサは作品評価にあっては、西洋絵画との比較を行っており、新機軸を見出そうとした画家を高く評価する傾向にあったが、フェノロサが採り上げた画家に関する研究は現在でもまだ十分に行われていない。そのため、西山芳園や森一鳳などの画家の研究は、京都や江戸に加えて大坂という第三の視座を近世日本絵画史に確立するうえで、きわめて重要だといえよう。262頁。で―」、『MUSEUM』384号、東京国立博物館、1983年、16頁。版、1984年、96−118頁。⑷佐々木丞平・佐々木正子編著『古画総覧』（国書刊行会、2000年）、大阪市立美術館編『近世大坂画壇』（同朋舎出版、1983年）に掲載された円山・四条派の系譜を参照して統計をとった。⑸西山芳園《白衣観音図》、絹本墨画淡彩、一幅、101.8×35.5、ボストン美術館蔵。WilliamSturgis Bigelow Collection, 11.8272 Photograph © 2010 Museum of Fine Arts, Boston. All RightsReserved.c/o DNPartcom⑹西山芳園《江島富岳図》、紙本墨画淡彩、一幅、48.5×75.5、ボストン美術館蔵。Fenollosa-WeldCollection, 11.4723 Photograph © 2010 Museum of Fine Arts, Boston. All Rights Reserved.c/oDNPartcom⑺西山芳園《田家図》、紙本墨画淡彩、一幅、36.58×56.7、ボストン美術館蔵。Fenollosa-WeldCollection, 11.4721 Photograph © 2010 Museum of Fine Arts, Boston. All Rights Reserved.c/oDNPartcom⑻円山応挙筆《山水図屏風》のように右隻をビゲローコレクション、左隻をフェノロサ・ウェルドコレクションとして一作品でそれぞれ所蔵が異なるものは、一隻で1点とはせず0.5点としてカウントしている。⑼前掲書、村形明子著『ハーヴァード大学ホートン・ライブラリー蔵フェノロサ資料Ⅱ』所収、
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