鹿島美術研究 年報第27号別冊(2010)
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― 433 ―【付記】本研究助成を得て、2月27日に「日本の植民地統治と美術活動」と題して、韓国と台湾から専門家を招き研究会を行った。そこで行った口頭発表「日本における朝鮮美展、台展・府展紹介の現在地点─まだ見ぬ展覧会に向けて─」の一部を、「『純然たる日本画』─台湾東洋画の場合」としてまとめ、『美術フォーラム21』2010年に寄稿した。併せてご参照いただきたい。⒄野村幸一「陳氏進論─台湾画壇人物論4─」『台湾時報』1936年12月。⒅注⑶参照。また大澤貞吉は、第6回台展評で、女性画家が東洋画部では元気であるが西洋画部では振るわないと批評している。「台展の印象四」『台湾日日新報』1932年10月。2008年。

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