鹿島美術研究 年報第27号別冊(2010)
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第272号、2004年)。― 471 ―〔図9〕『中国石窟 敦煌莫高窟 三』(平凡社、1981年)〔図5〕に関しては濱田瑞美先生、〔図7〕に関しては肥田路美先生のご厚配を賜りました。心より図版出典〔図6〕李巳生主編、王家祐副主編『四川石窟彫塑 中国美術全集 彫塑編十二』図76(人民美術⑽前掲注⑺報告書。⑾拙稿「美術史料として読む『集神州三宝感通録』―釈読と研究―(三)」注47「合成帳蓋」(『奈良美術研究』第9号、2010年)。⑿大原嘉豊、川野憲一、井上聡美「山西省平順県大雲院弥陀殿壁画に関する考察」(『佛教藝術』⒀ロデリック・ウィットフィールド編集解説『西域美術―ギメ美術館ペリオコレクション 2』(講談社、1982年)など。⒁尚、濱田瑞美氏は「敦煌唐宋時代の千手千眼観音変の眷属衆について」(『奈良美術研究』第九号、2010年)において敦煌文書の北宋・太平興国七年(九八二)の記年のある「大悲心陀羅尼」の写本(P3912)において、陀羅尼の各句に割注が付けられており、それらが大悲変相図中に登場する諸尊の名称であることに注目し、大悲変相図の図像と大悲心陀羅尼の各句の読誦とが対応するものであった可能性を指摘する。出版社、1988年) 感謝申し上げます。

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