― 500 ―一 法華三十番神右如相傳可令圖者也 寛永十二乙亥年九月十七日 山門三院執行探題大僧正天海御判御繪所法橋了琢⑹田邉三郎助『日本の美術 第五〇六号 江戸時代の仏像』至文堂、平成十九年日光山 東照大権現二十五回忌御本尊目録金剛界大日 但御当日御本尊愛染明王五大尊 但護摩堂十二天羅■星 但当年星傅大士 但経蔵童子維摩右相傳可令刻造也寛永十六年巳卯暦霜月吉日山門山院執行探題大僧正天海（花押）大佛師 左京法眼⑺宇野茂樹「比叡山の彫刻再興」（『近江路の彫像』雄山閣、昭和四十九年）⑻『慈眼大師全集』上、寛永寺、大正五年⑼修理を担当した美術院国宝修理所小原良明氏の御教示による。⑽拙稿「木造五大明王像」（『國華』一三六七、平成二十一年）⑾田邉三郎助前掲注⑹。⑿岩佐光晴「木造慈眼大師坐像」（『國華』一三六七、平成二十一年）⒀台座銘には文化十年（1813）に本躰彩色し直しと御褥礼盤の新造について記す。⒁山澤学「「日光山社堂明細書」について」（『社寺史料研究』三、平成十二年）⒂天海の忌日は『政界の導者 天海・崇伝』（吉川弘文館、平成十六年）によった。⒃『旧記』（『日光山輪王寺史』日光山輪王寺門跡教化部 昭和四十二年「同東ニ別所ヲ建テ号大楽院道場ノ正面ニ慈眼大師ノ影像御存生ノ御時御開眼ト云云」⒄家康二十五回忌の詳細は「東照大権現二十五回御年忌記」（曽根原理校注『続神道大系 神社編 東照宮』神道大系編纂会、平成十六年）が詳しく記録している⒅東照社縁起については曽根原理『神君家康の誕生』（吉川弘文館、平成二十一年）を参照。同
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