― 570 ―⑶ 国際会議開催① 「エル・グレコ：変貌の過去と現在」⑵ Hans Belting, Bild-Anthropologie. Entwürfe für eine Bildwissennschaft（München: Fink Verlag, 2001）.なお、80年代以降の美術史学の動向については、やや旧稿であるが、拙著「瞥見ポスト・イメージ論の美術史学」『大手前大学人文科学部論集』5，（2005），1〜24．を参照されたい。⑶ B. V. Pentcheva,“The Performative Icon”, Art Bulletin, LXXXVIII, 4（Dec. 2006）, 631〜655.⑷ Ch. Barber, Figure and Likeness, On the limits of representation in Byzantine Iconoclasm,（Princeton ⑸ 上に引いた二点の研究とはやや異なり、むしろ80年代のCultural Studies、あるいは文化記号論的コンテクストから作品の主観的側面を救おうという、それ自体としてはやや未成熟であるが興味深い議論としてM.Andrews, Landscape and Western Art,（Oxford History of Art）,（Oxford 1999）、とくにその序章‘Land into Landscape’（1〜22）を挙げることができよう。本報告者が執筆中の小論『時のかたち―Narrative Landscapeによる変奏―』もこのような視点を反映することになるはずである。※財団注： 会議での発表原稿を申請時にご提出頂いたが、紙面の都合上、筆者のご了解を得て、割愛させて頂いた。期 間：2010年4月24日〜25日場 所：日本、長崎県美術館報 告 者：長崎県美術館 学芸員 川 瀬 佑 介長崎県美術館が主催したフォーラム「エル・グレコ：変貌の過去と現在」は、2010年4月24日に長崎県美術館ホールを会場とし、財団法人鹿島美術財団の賛助、財団法人地域創造の助成、そして美術学会及びスペイン・ラテンアメリカ美術史研究会の後援を得て、開催された。フォーラムの開催は、2010年度に創立5周年を迎えた長崎県美術館が、その記念事業の1つとして、スペイン国立プラド美術館よりエル・グレコ作《聖母戴冠》を特別展示したことに因んでいる。なお、作品の特別展示は4月23日の開幕を予定していたが（10月24日まで）、アイスランドの火山噴火の影響により作Sea. Surviving buildings in the city include the kremlin, the Cathedral of the Assumption（1230）, the 15th-century Terem Palace, and the 17th-century White Palace（Belaya Palata）. Modern Rostov maintains a taditional handicraft of enamel on metal. Pop.（2006 est.）33, 238.（“Rostov.”Encyclopædia Britannica. 2009. Encyclopædia Britannica Online. 23 Aug. 2009＜http://www.britannica.com/EBchecked/topic/510287/Rostov＞より）and Oxford, 2002）
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