4月11日 「第二部 日本の歴史的都市」○司会:越川倫明 (東京芸術大学)/黒田泰介 (関東学院大学)○発表1:「日本の歴史的都市―その類型と特徴」― 577 ―○発表3:「良く生きるための街」ジョルダーノ・コンティ(ボローニャ大学、前チェゼーナ市長)○発表4:「音楽の理論によって建てる―マグナ・グレキアからイタリア・ルネサンスまで」 ジョヴァンニ・グアンティ(ローマ第三大学)○発表5:「古都の美学」ラファエーレ・ミラーニ(ボローニャ大学)○コメンテイター:マッテオ・ダリオ・パオルッチ(法政大学)/ミズコ・ウーゴ(学習院女子大学)光井渉(東京芸術大学)○発表2:「日本における歴史的な都市と集落の保存―伝統的建造物群保存地区制度について」 上野勝久(東京藝芸術大学)○発表3:「歴史的都市奈良井(宿場町)及び木曾平沢(漆工町)の整備の実際―中山道沿いの二つの街村の再生」 石井健郎(塩尻市役所)○発表4:「東京における都市の歴史の継承法」陣内秀信(法政大学)○発表5:「都市の近代的再編により顕わになる二つの「歴史」をめぐって―歴史都市・京都の誕生と町衆の抵抗」 中川理(京都工芸繊維大学)○発表6:「都市の記憶と復元―広島・横須賀・鎌倉の〈戦後〉」木下直之(東京大学)かつてボローニャ市評議員の立場から都市および周辺領域の再生の問題に取り組んだ経験をもつ指導的理論家チェルヴェッラーティ氏は、イタリアにおける小規模な歴史的都市の衰退の類型パターンを明晰に整理し、いくつかの再生の試みを紹介した。続くラウレアーノ氏は、アフリカをフィールドとして脱砂漠化の問題に取り組んだ実
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