注⑴ 「画学校起校上書・開学建議書・建築案図」(京都市立芸術大学芸術資料館(以下「本館」)蔵)⑵ 「幸野楳嶺履歴書細記」(「創立以来旧教員履歴書綴」(本館蔵))⑶ 渡辺勝『直入居士伝』画神堂,大正14年,82−84頁⑷ 「京都市立美術工芸学校沿革材料」(本館蔵)⑸ 拙稿「画学校出仕について」(『京都市立芸術大学芸術資料館年報 第18号』本館,平成21年,1−⑺ 拙稿「京都府画学校の教育」『京都市立芸術大学芸術資料館年報 第19号』本館,平成22年,1−1−25頁― 137 ―⑹ 「第一回・第二回絵画共進会授賞」『近代日本アート・カタログ・コレクション 004』ゆまに⑻ 「画学校出仕人名簿 附用掛人名簿」(本館蔵)⑼ 『百年史』京都市立芸術大学,昭和56年,133・167頁⑽ 「明治21年現在校有品調査控」(本館蔵)⑾ 拙稿「京都府画学校の校有品」『京都市立芸術大学芸術資料館年報 第20号』本館,平成23年,⑿ 金子一夫『近代日本美術教育の研究─明治時代』中央公論美術出版,平成4年,440−441頁本研究に関係する主要な資料は、今後の京都府画学校研究促進のため、新たにサイト(http://w3.kcua.ac.jp/~matsuo/gagakko/)を設けて収録した。京都府画学校の教育は、近世の絵画教育の骨格を拠り所としながらも、近代化への合理的な工夫をうかがわせて、その理想を実現しようとする試行錯誤に満ちている。そこに新しい時代を声高に希求した様子は見えないが、確実に時代の求める日本絵画の方向を捉えている。次世代の新たな展開を促す揺籃として、画学校の果たした役割は決して看過すべきではない。37頁24頁書房,平成13年,407−452頁
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