鹿島美術研究 年報第28号別冊(2011)
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⑿ 佐藤康宏「遠景の色─大雅の山水画における白描と青緑」『国華』1271号、国華社、2001年、7頁−37頁。⒃ 佐藤康宏『池大雅筆「比叡山真景図」』『国華』1380、国華社、2010年、32頁−35頁。⒄ 「大雅此図を作るとき、数度琵琶湖に遊んで、其渺茫たる水態を熟視し、其情趣を以て瀟湘湖― 149 ―⑾ 伝玉澗作の瀟湘八景詩は、17世紀になると玉澗筆「瀟湘八景図」の賛詩と異なる詩が流布する⒀ 出光佐千子「寿老を廻る四季─池大雅筆「山居観花図」「高士観泉図」「南極寿星図」「江上笛⒁ 大川前掲注⑸論文において、笛の音に言及している詩文を媒体として、舟上吹笛のモチーフが描かれる洞庭秋月図が中国で制作されている可能性が指摘されており、大雅が参考にしていた可能性も考える必要がある。⒂ 小林優子「池大雅筆『浅間山真景図』について」『美術史』134、美術史学会、1993年、180頁−199頁。ようになるが、詠じられている情景の時刻などはほとんど同じである。声図」「雪天夜明図」の史的位置」『出光美術館研究紀要』第15号、2009年、129頁−152頁。  鈴木祐子「池大雅筆『浅間山真景図』の画面構成に関する一考察─西洋画法との関係を中心に─」『実践女子短大評論』19号、実践女子大学、1998年、51頁−63頁。を想見して終に是を写すといふ。」(桑山玉洲『絵事鄙言』、1799年)

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