図1 青花八卦波濤太極文碗「大清康熙年製」銘 パーシヴァル・デヴィッド中国美術財団蔵図2 同・見込み図3 同・「大清康熙年製」銘図4 青花魚龍変化文豆「大清康熙年製」銘 南京博物院蔵図5 青花■龍文茶葉罐「大清康熙年製」銘 台北・国立故宮博物院蔵図6 青花獣面文茶葉罐「大清康熙年製」銘 台北・国立故宮博物院蔵図7 青花貫套文杯「大清康熙年製」銘 パーシヴァル・デヴィッド中国美術財団蔵図8 青花十二月花卉文杯「大清康熙年製」銘 南京博物院蔵図9 釉裏紅団花文瓶「大清康熙年製」銘 上海博物館蔵図10 『泊如斎重修宣和博古図録』「周山紋錞」図 国立公文書館蔵（内閣文庫）図11 青花魚龍変化文豆「大清康熙年製」銘 南京博物院蔵図12 『泊如斎重修宣和博古図録』「周蟠虺豆一」図 国立公文書館蔵（内閣文庫）図13 青花獣面文茶葉罐「大清康熙年製」銘 台北・国立故宮博物院蔵図14 『泊如斎重修宣和博古図録』「漢辟邪鐘一」図 国立公文書館蔵（内閣文庫）図15 青花八卦波濤太極文碗「大清康熙年製」銘 パーシヴァル・デヴィッド中国美術財団蔵図16 『泊如斎重修宣和博古図録』「唐鳳亀八卦鉄鑑」図 国立公文書館蔵（内閣文庫）図17 「粉彩藍料山水文盤」「雍正年製」銘 台北・国立故宮博物院蔵図18 「墨彩山水人物文筆筒」「雍正年製」銘 ボストン美術館蔵注⑴ マーガレット・メドレー（西田宏子訳）「清朝の青花磁器」『世界陶磁全集 15 清』小学館、⑶ 同書、柏木2011年。⑷ 『泊如斎重修宣和博古図録』選者：王黼（宋）／校訂者：程子荘（明）。萬暦16年（1588）刊。⑹ 柏木麻里「康熙官窯「五彩十二ヵ月花卉文杯」の制作背景─記された唐詩からみた一試論」『出― 254 ―⑵ 柏木麻里「清朝康熙官窯の青花磁器における〈倣古〉と〈新製〉」『出光美術館研究紀要』16号、⑸ 柏木麻里「康熙五彩の花鳥・山水意匠と■板套印画譜─その造形と享受の特質について」『國⑺ 熊寥主編、熊微助理『中国陶瓷古籍』江西科学技術出版社、1994年。⑻ 同書、熊1994年。⑼ 同書、熊1994年。対象となると同時に、凌駕すべきものであり、その結実の一端が、本研究で〈新しい倣古〉と呼んだ、古典の再構築による青花であったと考えられる。多くの清新な磁器が誕生した康熙官窯において、〈倣古〉と〈新製〉の交わる地点に展開したのが、青花および釉裏紅磁器であったのである。1983年。2011年。本稿では、内閣文庫本（林家〈大学頭〉旧蔵）を参照した。華』1304号、國華社、2004年。光美術館研究紀要』14号、2009年。以下の挿図は、次の資料より複写転載した。4・8・11『宮廷珍蔵中国清代瓷器』（南京博物院、2003）、16・17『世界陶磁全集 15 清』（小学館、1983）。
元のページ ../index.html#265