⑵ 昌楽寺像については『姫路市史』一五中(別編文化財編1)所載昌楽寺如意輪観音像解説(執⑷ 瀬山里志「陀羅尼集経様の四天王像の日本における受容と展開」(『佛教藝術』二三九、― 544 ―⑶ 既に井上一稔「新出・石山寺木造如意輪観音坐像をめぐって」(『博物館学年報』(同志社大)三五、二〇〇三年十二月)では書写山における如意輪・準胝の組合せに聖宝による影響を推測し、また円教寺像が桜材を用いていることにも醍醐寺系の特色を見出している。⑸ 妙法院像については伊東史朗「妙法院護摩堂不動明王立像について─天台系不動像の一系譜─」(『佛教藝術』二三六、一九九八年一月)を参照。ただし製作年代について本稿では同論文より約一世紀下げて考えている。ている。 兵庫県立歴史博物館編『書写山円教寺』兵庫県立歴史博物館総合調査報告書Ⅲ(一九八八年三月)筆神戸佳文、一九九五年三月 姫路市)を参照。一九九八年七月)
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