鹿島美術研究 年報第29号別冊(2012)
30/537

59頁3期,1987年,238−241頁⑻森達也氏のご教示による。⑼南京市博物館「江浦⿈悦嶺南宋張同之夫婦墓」『文物』1973年4期,1973年,59−66頁⑽張柏編『中国出土瓷器全集14江西』北京:科学出版社,2008年,53頁⑾務源博物館のホーム頁における写真より⑿陳定榮「江西吉水紀年宋墓出土文物」『文物』1987年第2期,1987年,66−69頁⒀未発表資料であるが、福建に隣接する浙江龍泉市の大窯窯址BY24の第4層から第5層においてⅤ類と同じ特徴をもつ黒釉碗が焼造されていることを、山口県立萩美術館・浦上記念館の上田秀夫氏が2001年に浙江省文物考古研究所にて現物を調査されている。この第4層から第5層に関して、発掘担当者の任世龍氏は13世紀後半と判断しており、茶洋窯安后山窯址の年代観ともほぼ一致するものと言える。BY24の件については、上述の上田秀夫氏にご教示いただいた。なお龍泉BY24の調査報告は以下の文献である。浙江省軽工庁編『龍泉青瓷研究』北京:文物出版社,1997年⒁福建省博物館2000「南平茶洋窯址1995年−1996年度発掘館報」『福建文博』2000年第2期、50−⒂森達也,前掲文献⑴⒃森達也,前掲文献⑴⒄森本1994、前掲文献⑷⒅福州市文物考古工作隊1994「福州柏林坊、水流湾遺址発掘簡報」『福建文博』1994年第2期、29−34頁。福建省博物館考古部・福州市文物考古隊1994「福州五代挟道遺址発掘館報」『福建文博』1994年第2期、34−55頁。栗建安1999「福州湖東路出土的薄胎醤釉器集相関問題」『福建文博』1999年第1期、103−111頁。福建博物院・福州市文物考古工作隊2003「1998年北大路華富花園工地発掘報告」『福建文博』2003年第1期、40−47頁。福州市文物考古工作隊2003「福州中山路唐馬球場遺址発掘報告」『福建文博』2003年第3期、1−15頁。福州市文物考古工作隊2003「福州北大路漢唐遺址発掘簡報」『福建文博』2003年第3期、16−28頁。福州市文物考古工作隊2003「1999年福州華林黄巷古遺址発掘簡報」『福建文博』2003年第3期、29−37頁。福州市文物考古工作隊2003「福州北大路外九彩巷古遺址発掘簡報」『福建文博』2003年第3期、38−52頁。福建博物院・福州市文物考古工作隊2003「福州嘉華新城古遺址発掘簡報」『福建文博』2003年第3期、53−67頁。福建博物院・福州市文物考古工作隊2005「福州冶山路省二建工地発掘簡報」『福建文博』2005年増刊、13−25頁。福建博物院・福州市文物考古工作隊2005「福州鼓角楼遺址発掘報告」『福建文博』2005年増刊、26−43頁。福建閩越王城博物館「2003年門前園遺址探掘簡報」『福建文博』2005年第3期、19−26頁。⒆福建省文管考古隊・福建省博物館考古部「甫田林泉院遺址発掘報告」『福建文博』1992年第2期、福建少林寺重建委員会・福清市政協文史委員会・福清少林寺研究会『福清少林寺』福州:福建省地図出版社,1996年⒇林忠干「福建宋代墓葬分期研究」『考古』1992年第5期,1992年,456−463頁 趙嘉斌・呉春明『福建連江定海湾 沈船考古』北京:科学出版社,2011年 森達也,前掲文献⑴ 森本,前掲文献⑷ 徳留大輔「龍泉窯青磁インパクト」『日本人の愛した中国陶磁 龍泉窯青磁展』龍泉窯青磁展― 20 ―http://www.wywbw.com/product_view.asp?pro_type=35&id=160

元のページ  ../index.html#30

このブックを見る