鹿島美術研究 年報第29号別冊(2012)
52/537

語の表現─六条御息所と謡曲「葵上」のドラマトゥルギー」高橋亨・久保朝孝編『新講源氏物語を学ぶ人のために』世界思想社、1995年、78−106頁。⑾片輪車文の持つ仏教的なイメージについては次の論考を参照。衛藤駿「平安朝工芸のシンボリズム─流水片輪車螺鈿蒔絵手筥」『イメージリーディング叢書 絵画の発見〈かたち〉を読み解く19章』平凡社、1986年、201−208頁。須藤弘敏「荘厳と寓意─流水片輪車蒔絵螺鈿経箱をめぐって」佐藤康宏編『講座日本美術史3 図像の意味』東京大学出版会、2005年、141−162頁。玉蟲玲子「都の情景に浄土を見る『片輪車蒔絵螺鈿手箱』考」『院政期文化論集4 宗教と表象』森話社、2004年、215−238頁。― 42 ―

元のページ  ../index.html#52

このブックを見る