※ 旧漢字等については、原則として現代表記に改めた。また、原文においてハングルで表記された部分については、□で表示した。地名など一部の表記については、歴史性を考慮し当時の表記に従った。 樋田豊郎「侵略・考古学・観光・近代美術:日本の美術作家が構想した東亜という理念」『楽浪漆器』樋田豊郎編、美学出版、2012年、55頁。 例えば、昭和4年(1929)4月に朝鮮半島を旅行した金工家の香取秀 松田権六『うるしのつや』日本経済新聞社、昭和56年、51−59頁。 前掲注。― 188 ―■■■真は、ソウル(京城)の総督府博物館や平譲の図書館で楽浪からの出土品を見学、さらに、平譲から大同江を船で渡って楽浪古墳を見学、「2000年以上前の楽浪の廃墟は畑の中に幾百かの古墳累として並びおり」と記している。香取秀真「朝鮮の古芸術」『美之国』第5巻第5号、昭和4年5月。
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