鹿島美術研究 年報第30号別冊(2013)
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-171頁。であるだろう。 ペーター・ビュルガー「モデルネの老化」、大石紀一郎訳、『現代思想』vol. 15-13(1987)、170 佐々木健一『美学辞典』、東京大学出版会、1995、182頁。 マーガレット・ナウムブルグ『力動指向的芸術療法』、中井久夫監訳、内藤あかね訳、金剛出版、1995、13頁。関則雄、三脇康生、井上リサ編『アート×セラピー潮流』、フィルムアート社、2002、74、95-96頁。 例えばドロップ・シティ、アーコサンティ、エサレン協会などの試みを見よ。Elissa Auther and Adam Lerner, ed. West of Center: Art and the Counterculture Experiment in America, 1965-1977, Minneapolis, London: University of Minnesota Press, 2012. 熊倉敬聡『美学特殊C』、慶應義塾大学出版会、2003、64頁。 例えば「幸福」を主題にした2003年開催の展覧会『ハピネス─アートにみる幸福への鍵』で扱われた芸術の多くが必ずしも幸福を主題としていないことや、東洋の礼拝的価値をもつ神像などの近代的な意味での「芸術」ではないことに認められる(森美術館『ハピネス─アートにみる幸福への鍵』、展覧会カタログ、2003)。また前衛期における芸術と幸福を主題とした研究は、ドナルド・クスピットやマーガレット・ウェルスなどの例外があるものの、極めて少数である(Kuspit, op. cit.; Margaret Werth, The Joy of Life: The Idyllic in French Art, Circa 1900, Berkeley: University of California Press, 2002.) 強調加藤。アンドルー・ワイル『人はなぜ治るのか:現代医学と代替医学にみる治癒と健康のメカニズム』上野圭一訳、日本教文社、1993、71頁。ただし「平衡equilibrium」を本文に合わせ「均衡」と訳し替えた。― 9 ―

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