⒁ 鏑木清方『こしかたの記』には「本所に住む堀井金五郎と云う、大柄で坊主天窓(あたま)の老人を、オッタ金と云うのだと聴いた。私の手掛けてもらったので、天外の「にせ紫」があるのを憶えているが、いい職人で、省亭の『美術世界』にも腕を揮ったそうである」とある。― 128 ―
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