⑶中野玄三「後白河法皇像」解説『日本の肖像』京都国立博物館、1978年⑷これらの作例については、『世界美術大全集 東洋編5 五代・北宋・遼・西夏』小学館、1998年所載の小川裕充氏の解説を参照。⑸中野玄三『仏画の鑑賞』大阪書籍、1985年、梶谷亮治「東大寺大仏蓮弁の線刻画」『日本上代における仏像の荘厳』報告書、研究者代表・鷲塚泰光、2003年⑹須藤弘敏『絵は語る3 高野山阿弥陀聖衆来迎図─夢見る力』平凡社、1994年及び、安嶋紀昭「国宝阿弥陀聖衆来迎図について」『国宝阿弥陀聖衆来迎図』高野山霊宝館、1997年⑺増記隆介『院政期仏画と唐宋絵画』中央公論美術出版、2015年⑻柳澤孝「阿弥陀三尊及び童子像」『大和古寺大観5』岩波書店、1978年、中野玄三「『阿弥陀三尊及び童子像』（法華寺蔵）の成立」『大和の古寺5 秋篠寺 法華寺 海龍王寺 不退寺』岩波書店、1981年⑼長岡龍作「阿弥陀図様の継承と再生─光明皇后御斎会阿弥陀如来像をめぐって─」大隅和雄編『文化史の構想』吉川弘文館、2003年⑽「馬頭観音像」（ボストン美術館）は、「十一面観音像」と表現技法に共通性が強く、同時期の制作である可能性が高い。⑾秋山光和・藤田経世『信貴山縁起絵巻』東京大学出版会、1972年、及び小川裕充「山水・風俗・説話─唐宋元代中国絵画の日本への影響」『日中文化交流史叢書7 芸術』大修館書店、1997年⑿泉武夫『信貴山縁起絵巻 躍動する絵に舌を捲く』小学館、2004年⒀近年、谷口耕生氏は、後白河法皇の信貴山信仰や東大寺との関わりから、「信貴山縁起絵巻」の制作を1170、80年代に想定されている。同氏「信貴山縁起絵巻と朝護孫子寺の毘沙門天信仰」『特別展 国宝信貴山縁起絵巻』奈良国立博物館、2016年⒁万徳寺本『覚禅鈔』巻11⒂安嶋「国宝阿弥陀聖衆来迎図について」（前掲）、また仏画における皆金色表現の成立については、泉武夫「仏画における皆金色表現の成立」同氏『仏画の尊容表現』中央公論美術出版、2010年を参照。⒃このことについては、増記隆介「『病草紙』と唐宋絵画」『国宝 病草紙（仮題）』中央公論美術出版、2017年刊行予定 において詳細に検討した。⒄パトリシア・イーブリー（吉田真弓訳）「徽宗朝の秘書省と文化財コレクション」『アジア遊学64 徽宗とその時代』勉誠出版、2004年を参照。また、唐以降の中国における文物集積と我が国の宮廷コレクションとの関わりについては、板倉聖哲「日本が見た東アジア美術─書画コレクション史の視点から」『日本美術全集 第六巻 東アジアのなかの日本美術』小学館、2015年を参照。⒅山本聡美「『正法念処経』経意絵としての「地獄草紙」「餓鬼草紙」「病草紙」」『金城日本語日本文化』第85号、2009年、同氏「「病草紙」の典拠─『正法念処経』身念処品と現存二十一場面との対応関係─」『日本美術史の杜』竹林舎、2008年、同氏「『正法念処経』から「病草紙」へ」『国華』第1371号、2010年⒆長岡龍作「蓮華蔵世界と正倉院の屏風」『仏教美術論集5 機能論』竹林舎、2014年⒇五月女晴恵「『鳥獣人物戯画』乙巻の源をめぐる一考察 その一」『北九州市立大学文学部紀要』第80号、2011年― 142 ―
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