伊藤静雨「新脚本と其道具立（下の下）」前掲『歌舞伎』133号、37－39頁 坪内逍遥「油繪式背景の適用範囲」前掲『歌舞伎』133号、26－27頁 秋田義一「雁次郎の舞臺藝術と栖鳳の背景」『中央美術』9－1、1923年1月、78頁 國枝史郎「第六回自由劇場印象記」『演藝倶樂部』1－3、1912年6月、77頁 岡田三郎助「友達會の模型舞臺展覧會」『演藝畫報』7－6、1920年6月、124－125頁 岡田八千代「私の肖像画の行方」『日本経済新聞』1955年5月29日 『三彩』168号、1963年11月、24頁2007年所収、328頁。「（山本が背景を）始めて畫いた」活人画が演じられた実践女学校の園遊会に該当するのは明治36年（1903）の癸卯園遊会。⑻写真帖『オルフォイス演奏記念』（近代音楽館、複写は東京藝術大学附属図書館）1903年には、山本を筆頭に岡田、藤島、湯浅一郎、白瀧幾之助、北蓮蔵、また額縁製造で知られる磯谷商店の創業者・磯谷健吉の名が挙がっている。⑼岡田三郎助「新富座の喜劇「寫眞」の背景」『歌舞伎』82号、1907年2月、30－33頁⑽岡田と八千代、舞台の関わりは児島薫「岡田三郎助と女性画家、および妻八千代との関わりについて」『岡田三郎助─エレガンス・オブ・ニッポン─図録』佐賀県立美術館、2014年所収、166－167頁でも触れられている。⑾前掲「新富座の喜劇「寫眞」の背景」⑿クラキ「新富座を見る」『五月鯉』3－1、1907年1月、24頁⒀豊島屋主人『俳優評伝左団次の巻』玄文社、1918年、58頁⒁自由劇場の舞台装置は、最初は和田英作、中澤弘光、岡田三郎助、北蓮蔵が担当し、「夜の宿」以降青山熊次治、辻永、松山省三、正徳得三郎、薄拙太郎、平岡権八郎、中川義長（小山内夫人の兄で建築図案家）などが加わったという。（田中栄三『新劇その昔』文芸春秋新社、1957年、94頁）⒂草野柴二「『結婚療法』の舞臺稽古」『歌舞伎』95号、1908年6月、35頁⒃すの字記「『結婚療法』の上塲に就いて」前掲『歌舞伎』95号、29－31頁⒄岡田八千代『若き日の小山内薫』古今書院、1940年、172－173頁⒅島崎藤村『後の新片町より』新潮社、1913年、219－220頁⒆前掲『後の新片町より』213－214頁⒇前掲『新劇その昔』94頁 与謝野晶子「自由劇場の印象」『雑記帳』金尾文淵堂、1915年、287頁 平岡権八郎「『河内屋與兵衛』の舞台面」『歌舞伎』133号、1911年7月、34－35頁 吉井勇『河内屋與兵衛』『午前三時：戯曲集』東雲堂、1911年、161－188頁 前掲『後の新片町より』244－245頁 小山内薫「自由劇場の準備の一部」前掲『歌舞伎』133号、23－27頁 前掲『畫人岡田三郎助』79－80頁 岡田三郎助「西洋人は意外な感じ」『歌舞伎』100号、1909年11月、85頁 『歌舞伎』104号、1909年3月、53頁 『歌舞伎』106号、1909年5月、109頁。岡田が青柳を意識していたことは、タイトルや「背景は改良すべき餘地こそ多けれ、決して改惡處の沙汰ぢゃ無い。」という行から明らかである。― 241 ―
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