⑴会議出席①第11回日本美術史に関する国際大学院生会議(JAWS)期 間:2017年3月9日~17日(9日間)出 張 国:アメリカ合衆国報 告 者:東京大学大学院 人文社会系研究科 准教授 第11回日本美術史に関する国際大学院生会議(The 11th International Workshop on Japanese Art History for Graduate Students、以下JAWS)は、2017年3月9日(木)より16日(木)を開催期間とし、ハーバード大学、ボストン美術館、メトロポリタン美術館及びジョン・ウェーバーコレクションを会場に開催された。まず、開催に当たって尽力されたハーバード大学・ボストン美術館をはじめとする関係諸機関、また助成を賜った諸機関に御礼申し上げたい。以下、報告書のうち「日程」に記した行程に沿いながら、この期間の研究活動状況について概要を記す。今回のJAWSには、日本からの学生11名、アメリカからの学生9名(当初10名を予定していたが、病気入院のため1名欠席)、イギリス、ドイツ、スイスからの学生各1名ずつ、合計23名が参加した。3月9日(木)、参加者はボストン入りし、午後7時より、宿舎であるハーバード大学近くのシェラトン・コマンダーホテル内ホールにおいて、参加学生の自己紹介、アメリカ側実行委員であるハーバード大学・リピット教授より日米の実行委員会委員の紹介、ハーバード大学幹事学生の紹介、日程の詳細に関するオリエンテーションが実施された。直後の食事会で、学生たちはすぐに打ち解けた雰囲気となり、翌日以降のプログラムが順調に進むことが予測された。3月10日(金)午前10時より、実行委員・レイチェル・サンダース学芸員の御高配により、ハーバード大学美術館において、事前に学生から希望の出された所蔵品につ― 491 ―― 491 ―髙 岸 輝(代表者)Ⅲ.「美術普及振興」研究報告1.2016年度助成
元のページ ../index.html#503