⑶『万宝全書』巻八、古今和漢諸道具見知抄、四 染付焼物の項。⑷『沖縄埋蔵文化財センター調査報告書』第54集、首里城跡─御内原北地区─(Ⅰ)、2010年、第73図、図版60の332。⑸『魅惑の清朝陶磁』、京都国立博物館、2013年 作品解説123⑹「吉野山図茶壺」(重文、福岡市美術館)や「芥子図茶壺」〔図8〕にみられる金雲部分、「金銀菱繋文茶碗」(愛知県陶磁美術館)の菱部分、「鱗波文茶碗」(北村美術館)の藍や緑の上絵具に施された鱗文など。この問題については、茶碗の一部に焼き付けずに箔を貼り付けたものがあるという指摘がある。西田宏子「仁清の茶碗」『鑑賞シリーズ7 仁清の茶碗』根津美術館、2004年。⑺『柿右衛門と鍋島』出光美術館、2008年。『柿右衛門 受け継がれる技と美』九州国立博物館、2015年。調査にあたり、佐賀県立九州陶磁文化館の大橋康二氏、山本文子氏、有田町歴史民俗資料館の村上伸之氏、九州国立博物館の酒井田千明氏にご教示いただいた。⑻西田宏子「伊万里と柿右衛門─肥前色絵磁器の展開」『世界陶磁全集 8 江戸(三)』小学館、1978年。藤原友子「「古伊万里の道」展について」『古伊万里の道』佐賀県立九州陶磁文化館、2000年。⑼サントリー美術館「銹絵染付金彩薄文蓋物」、出光美術館「銹絵染付金銀白彩松波文蓋物」(ともに重文)⑽『金と銀 かがやきの日本美術』東京国立博物館、1999年 作品解説参照。― 161 ―― 161 ―
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