⑹Fr. Enaud, “Une crypte du 15e siècle retrouve ses fresques”, Connaissance des Arts, no 112, 1961, pp. 60－89－103頁。65.⑽ギョーム・バルトロメ・ヴォビズの記録に関してはウジェーヌ・ミュンツからの伝聞としてデシュレットの論考に記される（J. Déchelette （dir.） et al., op. cit., p. 53）。しかしながら所蔵についての記載はなく今日まで確認はできていない。エノーはこの画家をルイ・ヴォビズの父と推定する（Fr. Enaud, op. cit., pp. 63－64）。⑾筆者はサン・ボネの統治者であったブルボン公ルイ二世の妻アンヌ・ドーフィヌが寄進者の一人として作品注文に関わったと考える。夫妻の息子ジャン一世はマリー・ド・ベリーと婚姻関係にあるため、サン・ボネの画家がベリー公の周辺にて見出された可能性がある。拙稿参照。「サン・ボネ・ル・シャトー参事会聖堂壁画研究―ブルボン家との関係について」『美術史研究』早稲田大学美術史学会、第52冊、2014年、111－132頁。⑿ジャコモ・ジャケリオ『司教オジェ・モリゼのミサ典書』アオスタ聖堂参事会図書館、cod.20、f. 99、1420年頃; ジャン・バトゥー『聖コレットの聖務日課書』ロンシャン、サント・クレール修道院、ms. 3、1406－1445年頃; ジャン・バトゥー、ペロネ・ラミ『黙示録』エル・エスコリアル修道院図書館、E. Vit. 5、1428－1434年; ジャン・バトゥー『聖アントニウスの生涯』ハレ・ヴィッテンベルク、ザクセン・アンハルト州立大学図書館、ms. I/D a/6、フロンティスピース、1427年頃; ジャン・バトゥー『アルベルターノ・ダ・ブレーシャの話されるべきことと黙るべきことの法について』ベルギー王立図書館、ms. 10317－18, f. 1r、1436年頃⒀メイヨナ、サン・トイヨン聖堂壁画、1390年頃; ロマン・シュル・イゼール、サン・ベルナール参事会聖堂壁画、1406－1415年頃; ジュネーヴ、サン・ピエール大聖堂、マカベー礼拝堂壁画、1415年頃; サン・タントワーヌ・ラベイ、サン・タントワーヌ修道院付属聖堂、サン・ポール・レルミット礼拝堂壁画、1415－1435年頃; ピアネッツァ、サン・ピエトロ聖堂壁画、1420年頃、ブッティリエーラ・アルタ、サンタントニオ・ディ・ランヴェルソ修道院壁画、1415－1440年頃;アボンダンス、ノートル・ダム修道院回廊壁画、1435－1440年頃; ジュネーヴ、サン・ジェルヴェ聖堂、トゥ・レ・サン礼拝堂壁画、1440－1445年頃⒁ジャコモ・ジャケリオ《聖ペトロの召命》《聖ペトロの解放》1415年頃、トリノ市古典美術館;グレゴリオ・ボーノ《磔刑》1420年頃、オートコンブ修道院⒂ランブール兄弟; ジャックマール・ド・エダン; ナルボンヌの祭壇飾布の画家; ベッドフォードの画家; ジョヴァンニ・ディ・フラ・シルヴェストロ⒃エネザ参事会聖堂壁画（南壁「最後の審判」）1405年; スヴィニー、サン・ピエール、サン・ポール修道院聖堂、ヴィエイユ礼拝堂壁画、1410年頃; サン・フロレ（高地）聖堂壁画、1420年頃⒄筆者はこれらの比較分析をストラスブール大学博士学位請求論文の一部として提出する予定で― 171 ―― 171 ―⑺G. Troescher, Burgundische Malerei: Maler und Malwerke um 1400 in Burgund, dem Berry mit derAuvergne und in Savoyen mit ihren Quellen und Ausstrahlungen, Berlin: Gebr. Mann Verlag, 1966, pp.191－200.⑻F. Elsig, “Le décor de Giacomo Jaquerio à la chapelle des Macchabées et la peinture à Genève dans lapremière moitié du XVe siècle”, Genava, n. s. LII, 2004, （pp. 47－57） p. 50.⑼F. Elsig, “Les courants dʼinfluence dans la peinture savoyarde du XVe siècle”, M. Natale （dir.） et S.Romano （dir.）, Entre lʼEmpire et la mer: traditions locales et échanges artistiques （Moyen Âge-Renaissance）, Roma: Viella, 2007, （pp. 215－246） pp. 215－216, note 4.
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