表2 東京滞在中の穗庵の活動一覧（2018年5月作成）C書画会・揮毫会○○○○○○○○○○○○○△○○○○○○○○○○○○○し番号差出人平福穗庵簡1平福穗庵簡2平福穗庵簡3簡4平福穗庵平福穗庵簡5平福穗庵簡6平福穗庵簡7平福恒蔵簡8簡9平福穗庵簡10順蔵・恒蔵河原田家河原田家簡11平福穗庵簡12平福穗庵河原田次亮簡13順蔵・恒蔵河原田家河原田家簡14平福穗庵河原田次亮簡15平福恒蔵河原田次亮簡16平福穗庵簡17平福穗庵河原田次亮河原田次亮簡18平福穗庵簡19平福穗庵河原田家簡20順蔵・恒蔵河原田家簡21（穗庵）簡22平福穗庵簡23平福穗庵簡24（穗庵）簡25平福恒蔵簡26平福穗庵簡27平福穗庵 便宜上、通し番号を割り振った。 欠損等で読み下しが出来なかった字は■とした。 備考欄には封筒に記載されていた年月日と差出側の住所も掲載した。書簡中身と封筒の時期が揃っていない場合も多いが、本表では現状のまま記載した。A展覧会B-1東洋絵画会・東陽堂関連挿絵月日治19年1月治19年2月治19年3月治19年4月○治19年5月治19年6月治19年7月治19年8月治19年9月治19年10月治19年11月治19年12月治20年1月治20年2月治20年3月治20年4月治20年5月○治20年6月治20年7月治20年8月治20年9月治20年10月治20年11月治20年12月治21年1月治21年2月治21年3月治21年4月治21年5月治21年6月治21年7月治21年8月治21年9月治21年10月治21年11月○治21年12月○治22年1月治22年2月治22年3月治22年4月治22年5月治22年6月○治22年7月治22年8月治22年9月治22年10月治22年11月治22年12月1 書簡、『絵画叢誌』、その他資料をもとに、確認された活動数分○を記載した。 3 右端の枠には、現在残る本画作品で、制作時期が箱書・落款・資料から確認できるものを記載した。4 活動内訳・特記事項では、展覧会名、媒体名、書画会などの活動名に加え、参考となる出来事（太字）などを記載した。宛先書簡年月日（差出年不明）1月23日明治19年2月22日夜●明治19年3月4日明治19年4月19日●明治19年7月11日朝明治19年8月11日●明治20年9月9日●明治20年11月12日午後明治20年11月13日午後10時●明治21年3月17日●明治21年6月18日朝●明治21年7月22日●明治21年8月3日夜●明治22年5月20日●明治22年5月20日●明治22年6月22日●明治22年6月24日午後●明治22年6月30日●明治22年7月22日●明治22年8月30日●明治22年中か（差出年不明）9月26日（差出年不明）5月17日（差出年月日不明）（差出年不明）8月10日（差出年不明）3月6日夜（差出年不明）8月18日河原田次亮河原田次功河原田次功、次亮河原田次亮河原田次亮河原田次功、次亮河原田家河原田次功、次亮河原田次功、次亮（書簡末尾欠損）河原田家河原田次功（書簡末尾欠損）河原田家森田資忠河原田次亮D依頼画制作（展覧会以外）活動内訳・特記事項○○○○○○○○B-2他出版社・新聞挿絵表1 平福穗庵関連書簡（角館・河原田家所蔵）注2 封筒が無い場合は「─」とした。注4 書簡奥付に差出年が無く、内容から筆者が差出年を特定した書簡には●を付した。注2 穗庵筆と推定される挿絵の場合には△を記載した。封筒：差出時期■九年1月■■日――明治19年4月19日7月11日――――差出日なし―7月22日―――明治20年6月20日■年■月24日午後本郷区元町壱丁目弐番地明治22年8月30日―――――10月24日夜10月18日差出日なし―上京東洋絵画共進会《韓世忠》受賞東洋絵画共進会席上揮毫、龍池会画帖、佐竹邸席上画庄司竹眞、高橋応眞から中国故事人物画の依頼○○『絵画叢誌』発刊『絵画叢誌』2号、『改進新聞』1229号東洋絵画会春季展覧会（横浜公園）『絵画叢誌』6号書画展覧会慈善会（駒込、高林寺）至聖観音器図、合作扇穗庵か、李龍眠《十六羅漢図縮図》、龍池会が日本美術協会に改称※寺崎廣業上京○○書画展覧展揮毫（横浜嘉以古楼）東陽堂14周年記念書画展覧会（浅草、鷗游館）、総泉寺襖絵制作※『絵画叢誌』16号廣業縮写掲載芝・紅葉館での揮毫、『絵画叢誌』絵画部担当となる画伯揮毫会（両国、中村楼）東洋絵画会秋期展覧会（日本橋、東陽堂）東洋絵画会秋期展覧会（前月と同作展示）、体調不良、日本絵事協会結成『絵画叢誌』23号『文庫』18号、『新小説』5・6号、『風俗画報』発刊『絵画叢誌』25号、『文庫』19号、『新小説』7号『絵画叢誌』26号、『文庫』20・21号、河原田の為の額絵制作『絵画叢誌』27号、『文庫』22号、日本絵事協会第1回展『風俗画報』6号『絵画叢誌』29号、『風流佛』挿絵『文庫』26号、『夜窓鬼談（上）』挿絵『絵画叢誌』31号『絵画叢誌』32号、『風俗画報』10号、※『絵画叢誌』廣業縮写掲載『絵画叢誌』33号、高島嘉衛門から伏羲図依頼、12月帰郷 ※『絵画叢誌』廣業縮写掲載備考封筒：差出人住所在縣廰下――東京都京橋区南槇町■■■■真鍋禄造方客東京京橋区南槇町■■■地真鍋禄造方寓――――在東京吾妻橋 旧佐竹邸内より―東京本郷区元町壱丁目弐番地■■■■■■ 平福順蔵拝―――東京東京日本橋区■■町二丁目15番地 羽前■■﨑方―――――荒川鉱山住所なし―その他在横手制作年の判明している本画作品《韓世忠》《緑陰清談》《軍鶏》《墨堤舟遊》《黄初平》《江口君》《瑞鶴游雛》《文昌星》《竹林七賢》《皤翁踰嶺図》《鯉魚之図》《達磨過葱嶺圖》《薔薇に鯉》《黄初平》《笠置蒙塵》《潯陽江図》《五月雨》《祐天上人霊夢》― 283 ―― 283 ―
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