鹿島美術研究 年報第35号別冊(2018)
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14:30~14:40休憩14:40~16:10Mme Zappia「ピカソとイタリア人:芸術家、知識人、政治家たち」(45分)(逐次通訳付、45分)16:10~16:40質疑応答(司会:大髙保二郎、早稲田大学名誉教授)(逐次通訳付)テリナ・ザッピア(Caterina Zappia)女史にご参加頂き、お二人の最新のピカソ研究を披露して頂き、ピカソ研究の最新の動向を国内の研究者と共に共有し、今後のピカソ研究の諸問題、課題や展望等を議論した。プログラムは以下の通りであった;日時:2017年11月14日(火) 13:00~16:40会場:上智大学中央図書館9階 L-921使用言語:フランス語と日本語主催:上智大学ヨーロッパ研究所/日仏美術学会/京都工芸繊維大学大学院造形史研究室助成:公益財団法人鹿島美術財団/公益財団法人ポーラ美術振興財団後援:美術史学会入場無料。一般の聴衆にも公開。タイムテーブル司会進行(松原典子 上智大学教授)13:00~14:30Mme Madeline「ピカソとマネ」(45分)(逐次通訳付、45分)マドリーヌ氏は、ベラスケスやゴヤを参照したマネに剽窃の画家、ピカソの原点を見出すと共に、マネの「草上の昼食」から着想したピカソの連作の意図が、どこにあったのかを問題として取りあげ、マネに内在するエロチックな意味にではなく、セザンヌの水浴図への参照と連動したマネの造形性に対する関心がピカソの推進力と― 434 ―

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