鹿島美術研究 年報第35号別冊(2018)
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なったことを指摘した。なお、本講演会は、読売新聞(夕刊)(2017年12月16日)で紹介された。また、本学術講演会は、翻訳を以下に掲載する予定である。【雑誌名】上智大学ヨーロッパ研究所研究叢書第11号「ピカソ再考」【予定発行年月日】2018年3月3日【論文のタイトル】ロランス・マドリーヌ;「マネ ピカソ マネ」カテリナ・ザッピア;「拝啓 親愛なるピカソ様、巨匠 ピカソとイタリア─友好的、制度的、政治的関係」マドリーヌ氏は、その他、東京滞在中に、国立新美術館で開催中の「安藤忠雄展」を調査した。滞在日程は以下の通りであった;日程2017年11月8日(水)パリ発11月9日(木)関空、京都着11月10日(金)関西の美術館の視察11月11日(土)京都工芸繊維大学にてシンポジウムに参加、関西の研究者との懇談会11月12日(日)直島の地中美術館等、中国地方の美術館の視察(日帰り)11月13日(月)京都─東京移動(新幹線)11月14日(火)上智大学にて学術講演会、関東の研究者との懇談会11月15日(水)成田発─パリ着受け入れ責任者は以下の通りであった。京都:京都工芸繊維大学准教授 永井隆則東京:上智大学教授 松原典子この度の招致事業は、招致外国人研究者と我が国のピカソ研究者、近代美術史研究者との交流を促進し我が国の美術史研究のレヴェル・アップに大きく貢献した。また、日仏美術学会、美術史学会の活動を広く強く世にアピールする事ができ、我が国に於ける美術史研究を活性化すると共に、美術に関心を抱く人々の裾野を広げる啓蒙― 435 ―

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