注⑴鶴岡静夫『増訂版関東古代寺院の研究』弘文堂 1988など② 同上「千手観音菩薩像 中禅寺」『日本彫刻史基礎資料集成 鎌倉時代 造像銘記篇 六』 ひとかたならぬご厚情を賜りました。根津美術館本田諭氏、栃木県立博物館深沢麻亜沙氏、同久野華歩氏、神奈川県立博物館神野祐太氏、（一社）三乗堂中愛氏、森崎礼子氏、井村香澄氏、那須烏山市教育委員会小峯洋一氏、同鈴木芳英氏、日本考古学協会員上三川修司氏、足利市教育員会大澤伸啓氏には調査においてご協力を賜りました。お世話になった皆様に心より感謝申し上げます。齊藤慎一「東国武士と中世坂東三十三所」峰岸純夫『東国武士と中世寺院』所収 高志書院2008⑵水野敬三郎「十一面観音菩薩像」福島県白川郡棚倉町八槻字大宮六六 八槻都々古別神社『日本彫刻史基礎資料集成 鎌倉時代造像銘記篇 五』中央公論美術出版 2007⑶福島県教育委員会編『（福島県立博物館調査報告 / 福島県立博物館編、第11集）都々古別三社調査報告』1985⑷速水侑編『新仏信仰事典シリーズ4 観音信仰事典』戎光祥出版 2000 p21掲載⑸須弥壇には下記の像が安置される。勝道上人坐像 木造 像高94.4cm 江戸時代弘法大師坐像 木造 像高93.6cm 江戸時代不動明王立像 木造 像高約90cm 江戸時代不動明王立像 木造 像高53.7cm 江戸時代 お前立〔銘文〕寛延三庚午年 仲春日 仏工江戸□御蔵前 梁利左衛門／荒木田多仲書記本堂須弥壇背面には下記の像が安置される。阿弥陀如来立像 木造 像高83.5cm 室町時代地蔵菩薩立像 木造 像高93.0cm 近世奥の院拝殿には、十一面観音菩薩立像、勝道上人坐像、三面大黒天立像が祀られる。⑹浅井和春「木造千手観音菩薩立像」『国華』1367号 2009⑺松島健「千手観音立像（立木観音）」『古寺巡礼東国2 輪王寺』1981 淡交社。前掲書注⑹では「各四材の厚い台木（後補）」とする。⑻① 萩原哉「頭上に十の仏面をいただく千手観音像─日光山中禅寺波之利大黒天堂所蔵の千手観音立像をめぐって─」『青山史学』21号 2003中央公論美術出版 2008③同上「木造千手観音立像」『国華』1367号 2009⑼大谷寺『特別史蹟重要文化財大谷磨崖仏保存修理報告書』1965 大谷寺⑽前掲書注⑼によると、表面の仕上げは塑土に朱を塗り、漆箔仕上げという。⑾昭和29年の国の指定では、第2龕は平安時代末期、第3龕は平安時代、第4龕は鎌倉時代初期となっている。北口英雄氏は第1龕を、唐招提寺様式の影響を受けた官営造仏所の仏工、鑑真来日に随伴した如宝による奈良時代末期の作とみる。「大谷磨崖仏と石心塑像」『ART LIBRARY』No. 9 日本彫刻会 2008― 350 ―― 350 ―
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