南無大悲大慈観自在尊／右志趣者泰始地主大檀那六趣群類等同利益南無尊□寧諸人快樂□□□天／令□□□□者立施主宇都宮芳賀之戸祭清原高徳法名東山同勝法名永喜父子二代／幽霊依此造立功力吉性廻苦滅造泰□令趣向法乃不法不喜賤無他□□／嘉吉三年従卯月晦日始十日造之□大願主東寺末流金資甚祐並作者豪祐造立⑿ ① 花澤明優美「長野市松代町・清水寺の平安前期木彫緒像について─薬師如来像・四天王像の⒁ 前掲書注⑶⒂ 後藤道雄『茨城彫刻史研究』中央公論美術出版 2002 p111⒃ 前掲書注⒂ pp23－25⒄ 松倉山観音堂諸像は以下に掲載される。 ①那須烏山市教育委員会『那須烏山市の文化財』2015 ②栃木県立博物館『祈りの造形─下野の仏像─』1989 ③下野新聞社『栃木県の文化財』1987⒅ 前面材背面部墨書銘⒆ 首枘背面墨書銘 金剛佛子上位豪祐／積歳六十三歳/嘉吉三癸亥才十月日 像内内刳前面部墨書銘 後頭部矧面墨書銘 栃木県教育委員会事務局文化財課HP「木造 千手観音菩薩立像 那須烏山市 滝 太平寺」と図像上の特徴を中心に─」第71回美術史学会全国大会発表要旨 2018 ②清水国彦「日本における放光菩薩信仰の展開」『比較文化研究』16号 1999 ③ 浅見龍介「伊豆・旧吉田寺の阿弥陀三尊像、毘沙門天像について─観音と地蔵を脇侍とする一作例」『MUSEUM』552号 1998 ④ 武笠朗「青梅・金剛寺の菩薩立像について─長野松代町・清水寺観音菩薩立像との比較検討─」『仏教芸術』227号 1996 ⑤松島健「地蔵菩薩像」『日本の美術』239号 1986 ⑥浅井和春「平安前期地蔵菩薩像の研究」『東京国立博物館紀要』22号 1986⒀ 仏教造形研究所『文化財保存事業 修理報告書 益子西明寺に伝わる木彫群─解体修理と復元の記録─』益子西明寺 2001 常在領主越後守 官領大和守□□□長／結縁衆全□佛子重導 同千夂大女無苦大々楠松女／大願主聖人月智好禅師生年六十五歳 應永二年六月梅日事始日／作者法真禅師／大壇那大岩治□少輔入道普籐 此外十□法累□□□□ 像内内刳背面墨書銘 作者／金剛佛子上位豪 祐／積年／六十三歳 時□酌語為現世安穏後世泰処之結縁造置之⒇ 像内内刳前面部墨書銘 泰始地主大檀那檀那六 趣群類法界□所願悉令□□／大慈大悲十一面観世音菩薩／干時嘉吉三年卯月晦日始之同八月十三日作了／□□三業所化人／助成／東寺末流金剛寿院／願主金剛佛子甚祐行子六十一歳／造者金資豪祐累年六十三歳 水戸石神観音寺□／天明二辛寅天九月廿兀／キャ（梵字）南無聖観世音菩□／下宮河内長安寺居住□□□□彫□／□年五十才ちぎの文化財― 351 ―― 351 ―
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