⑻前掲書⑹、p. 5⑼宗立には実子がおらず、田村家を継いだのも養子であった。《涅槃図》を含め、京都国立近代美術館が所蔵する田村宗立作品および関連資料の多くは、田村家を継いだご遺族からのものである。⑽竹田默雷「田村月樵翁」『藝苑』帝國美術社、1919年、p. 81⑾大内秀麿「京都洋畫壇の今昔」『大阪毎日新聞』1915年2月21日⑿前掲書⑵、p. 46⒀京都市立芸術大学芸術資料館編『仏教図像聚成 六角堂能満院仏画粉本』上巻、法藏館、2004年、pp. 107-108⒁前掲書⒀のp. 109に図版が掲載され、pp. 312-313に目録が掲載されている。⒂所蔵作品番号がM00430-003の画帖である。以下は本画帖の所蔵作品検索でのURLである。⒃箱の汚れと経年劣化のため、箱書きは非常に判読しづらい状況になっている。特に筆記体の「Nomamnin」の部分は墨の薄れと木目により判読が難しい。作品全体に傷みがあったため収蔵後に修理をしているが、その時に共箱を撮影した赤外線写真〔図9〕によって筆記体以外の部分はほぼ判読が可能であるが、現在の英字表記とは異なったスペルで書かれていることもあり、筆記体部分の「Nomam」より以下の部分は宗立が修行をしていた六角堂能満院からの推測で読んでいる。⒄横尾拓真「月僊《仏涅槃図》」『名古屋市博物館だより』226号、2018年⒅黒田譲『名家歴訪録 中篇』山田芸艸堂、1901年、p. 123⒆前掲書⑵、p. 43⒇加藤修「明治の京都美術を語る」『美術工藝』通巻第22号、1944年、p. 71 前掲書⑵、p. 46http://search.artmuseums.go.jp/records.php?sakuhin=181636(最終閲覧日:2019年8月10日)― 396 ―― 396 ―
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