注⑴ 本研究活動は、① 広告においては、大阪中之島美術館準備室が所蔵する『プレスアルト』誌およびその付録印刷物の検証、② 家電を中心とする工業製品については、在阪電機メーカーが所蔵する歴史的な製品群およびパンフレットなどの関連印刷物と社内資料、さらにすでに退職した商品開発およびデザイン担当者への聞き取り調査(オーラルヒストリー)の検証と、その資料および製品画像のデジタル化とデータベース化、③ 工業化住宅のインフィル製品(インテリア建材および設備)については、メーカーの社内資料とすでに退職した商品開発およびデザイン担当者への聞き取り調査(オーラルヒストリー)の検証を基本としている。⒂ 前掲注⒁⑵ 天貝義教「日本におけるデザイン史研究の現況:意匠学会第55回大会シンポジウムを手がかり⑶ 松村秀一『ひらかれる建築 ─「民主化」の作法』筑摩書房、2016年⑷ 今竹七郎の記録編集委員会編『今竹七郎とその時代』誠文堂新光社、2003年、25頁⑸ [未発行資料]インダストリアルデザイン・アーカイブズ協議会『坂下清オーラルヒストリー』⑹ 1937年に京都のワキヤ書房店主である脇清吉によって創設される。のちに、大阪に拠点を移し⑺ 田中、永井、木村、片山をはじめとした大阪の若手広告制作者は1953年「Aクラブ」と名付けた研究グループを結成している。脇清吉編『プレスアルト118号』プレスアルト研究会、1953年、7頁⑻ [未発行資料]公益財団法人DNP文化振興財団『永井一正オーラル・ヒストリー』、2014年、11⑼ 公正取引委員会事務局経済部調査課『電機工業における経済力集中の実態』、1959年、38-39頁⑽ 工業技術庁工芸指導所編『工芸ニュース7 Vol. 19 No. 2』丸善出版、1951年、5頁⑾ 富永直樹『彫琢抄』富永良太、2007年、124頁⑿ 坂下の卓上魔法瓶のデザインは工芸ニュースに掲載されている。工業技術院産業工芸試験所編⒀ 前掲注⑸⒁ [未発行資料]インダストリアルデザイン・アーカイブズ協議会『山口己年男(まほうびん記頁にして」『秋田公立美術大学研究紀要第1号』、2014年、2頁より抜粋、2019年ている。『工芸ニュース11 Vol. 25 No. 10』丸善、1957年、43頁念館前館長)オーラルヒストリー』より抜粋、2018年― 431 ―― 431 ―
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