鹿島美術研究 年報第37号別冊(2020)
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― 286 ―― 286 ―⑿ 拙稿「「大聖武」に関わる数点の問題について」『五島美術館研究紀要』第6号、公益財団法人五島美術館、2018、31~46頁。なお、本稿にも掲載した拡大写真は、マイクロスコープDino-Lite Premier E(台湾・安鵬科技股份有限公司製・型番DINOAM3103)と、同社製ソフトウエアDino-Captureによるものである。⒀ 興津香織「『賢愚経』諸本の調巻と品題について」『印度学仏教学研究』第55巻1号、2006、178~181頁、興津氏「日本伝来『賢愚経』の復元的研究」『仙石山論集』第3号、2006、49~78頁では、平安・鎌倉古写経と文章の表記が近いために17巻本「賢愚経」が使用されたと推測されているが、17巻本各品の分巻は明らかではないため、本稿では便宜的に13巻本の『大正新脩大蔵経』本によって巻数を示す。⒁ 何伝馨・陳韻如編『孫過庭書譜光学摂影検測報告』国立故宮博物院・東京文化財研究所、⒂ 拙稿「燕尾書法の消長―字径・執筆法・用具の関係から―」『書芸術研究』第13号、筑波⒃ 文化審議会国語分科会「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)」https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/jitai_jikei_shishin.pdf、2016、2020年5月18日閲覧、小林龍生「字体と字形の挟間で―文字情報基盤整備事業を例として―」『情報管理』第58巻3号、国立研究開発法人科学技術振興機構、2015、176~184頁。⒄ 筆は、径8㎜、鋒長2.6㎜の久保田号製「高級削用筆大」。やや雀頭筆のような形状となっている。紙は、大王製紙製コピー用紙「リサイクルPPC」を使用した。ごくわずかな吸水性と運筆時の抵抗がある。⒅ 何炎泉「北宋毛筆発展与書法尺寸的関係」孫暁雲・薛龍春主編『請循其本―古代書法創作研図版出典図1  五島美術館学芸部編『美意識のトランジション(過渡期)―十六から十七世紀にかけての2008。大学人間総合科学研究科書研究室、2020、73~85頁。究国際学術討論会論文集―』、南京大学出版社、2010、108~119頁。東アジアの書画工芸―』同館、2019、28頁図2 中田勇次郎責任編集『書道芸術』別巻第一、中央公論社、1978、145頁図3~6 前掲注⑿拙稿「「大聖武」に関わる数点の問題について」図7 比田井南谷旧蔵本。『書跡名品叢刊』89、二玄社、1962、12頁図8、9 稿者作成

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