― 337 ―― 337 ―第3回までは秋に開館していたが、第4回以降は夏に変更された。前稿執筆時は不明だった閉幕日が、明治26年7月16日と判明した（注9）。■第5回展観会 期：明治28年（1895）5月5日（日）～6月9日（日）開館日：5月5日・12日・19日・26日、6月9日（毎週日曜 午前9時～午後4時）第5回展観の開館、閉館について、2件の記事を追加確認した（注10）。■第6回展観会 期：明治29年（1896）4月13日（月）～6月7日（日）開館日： ［大阪毎日］4月13日・14日・26日、5月3日・17日、6月6日 ［大阪朝日］4月13日・14日・26日、5月3日・17日、6月7日 （午前9時～午後4時）前稿執筆時は不明だった会期が判明した。最終日は、大阪毎日では6月6日、大阪朝日では6月7日とあるが、日曜日の開館が中心であることから6月7日の可能性が高い（注11）。開幕前日の4月12日から14日までは、神戸で開催された大日本私立衛生会第十四次総会に関連した特別開館を兼ねたようで、宮内大臣・土方久元も来館した（注12）。■第7回展観会 期：明治30年（1897）5月15日（土）～6月6日（日）開館日：5月15日・23日・30日、6月6日（午前9時～午後4時）前稿執筆時には不明だった会期が判明した（注13）。■第8回展観会 期： ［当 初］明治32年（1899）11月12日（日）～11月26日（日） ［変更後］明治32年（1899）11月12日（日）～11月19日（日）開館日： ［当 初］11月12日・19日・23日・26日 ［変更後］11月12日・19日明治32年11月9日の神戸行啓に際して、皇太子は川崎邸の長春閣で休憩の後、川崎美術館も鑑賞した。長春閣はこの行啓が座敷開きであった（注14）。第8回展観は会期不明であったが、行啓後の11月12日に開幕したことが判明した。第8回陳列品目録
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