― 508 ―― 508 ―【インタビュー項目概要】(質問は口頭にて行ない、回答は自由記述形式)(注3)設問1. タイでは昔から壁画によって地獄をあらわしてきたが、なぜワット・パイローンウアでは立体像によってあらわしているのか。なぜ壁画を用いていないのか。【アンケート項目】設問1.あなたはどこから来ましたか。設問2. ワット・パイローンウアでは、「職人(chang)」によって立体像がつくられていると聞いたが、その「職人」とはどのような人物であるか。日当などを与えているか。設問3. 餓鬼の立体像をつくる時、図像などから着想を得ているか(注4)。たとえば、本や漫画など。またそのイメージは職人によるものなのか、住職によるものなのか。設問4. 餓鬼の立体像をつくり終えた時、寺院に来た人からはどのような反応があったか。批判はあったか。設問5.なぜ(現在も)餓鬼の立体像を増設し続けているのか。①スパンブリー県内、②県外、③その他設問2.あなたは誰と来ましたか。①家族、②友人、③恋人、④その他(注5)(以下、自由記述)設問3. あなたは何の目的でワット・パイローンウアの地獄─餓鬼界を見に来ましたか。設問4. あなたはどのようにしてワット・パイローンウアに地獄─餓鬼界があることを知りましたか。設問5.あなたは地獄─餓鬼像のある寺院についてどのように感じましたか。・年齢(~10、11~20、21~30、31~40、41~50、51~60、61~70、71~80、81~)・性別(男、女、その他)・職業(自由記述)アンケート調査は、ワット・パイローンウアの地獄空間に訪れた人々を対象に、5日間で計180組の参拝者に実施した。なお、ワット・パイローンウアでは調査日と重
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