鹿島美術研究 年報第37号別冊(2020)
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― 626 ―― 626 ―⑺以下、色紙形の書き起こしは、奈良国立博物館が撮影した近赤外線画像に拠って判読し、注⑵論文や、『六時讃』原文(『恵心僧都全集』巻1所収)を適宜参照した。括弧内は、剥落等のため実物からは確認できず、原文によって補った文字である。⑻注⑴拙稿参照。⑼この図像が六時讃に維摩の姿として説かれ、清凉寺の阿弥陀浄土図に登場していることは拙稿「京都清凉寺所蔵阿弥陀浄土図について」(注⑴参照)で述べた。

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