謝辞本研究助成にて行った大樹寺本・龍源寺本の調査につきましては、両ご所蔵者に合わせて、四日市市立博物館・三重県立美術館のご厚意を賜りました。また、画像の掲載につきましては、各ご所蔵者に格別のご高配を賜りました。末尾ながら御礼申し上げます。図版出典掲載した画像については全て筆者撮影。(藤元裕二『詫磨派研究』、藝華書院、2012年再録)⑷叡福寺本については前掲注⑵西谷氏の論考の他、以下を参照。井手誠之輔「叡福寺蔵涅槃変相図」(『国華』第1263号、朝日新聞出版、2001年)『聖地寧波 日本仏教1300年の源流』作品解説(奈良国立博物館、2009年、297頁)⑸前掲注⑵西谷氏論考⑹渡邉里志『仏伝図論考』(中央公論美術出版、2012年)拙稿「鎌倉時代における涅槃図の展開」(『鹿島美術研究』第29号、鹿島美術財団、2012年)拙稿「鎌倉時代における涅槃変相図の展開について:自性院・安養院本と『四座講式』の関連を中心に」(『佛教藝術』第323号、毎日新聞出版、2012年)富岡優子「京都・万寿寺所蔵涅槃変相図試論─兼修寺院における涅槃図の可能性─」(『デアルテ』第30号、九州藝術学会、2014年)⑺兵庫県立歴史博物館本については以下の論考に詳しい。知念理「兵庫県立歴史博物館蔵 仏涅槃図─過渡期的作例の一様相」(『塵界』第11号、兵庫県立歴史博物館、1999年)― 109 ―― 109 ―
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