鹿島美術研究 年報第38号別冊(2021)
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和暦(西暦)明治43(1910)年明治44(1911)年明治45(1912)年大正3(1914)年大正4(1915)年大正8(1919)年(『月映』展図録(和歌山県立美術館他、2014年)所収「『月映』関連年表(三木哲夫編)」を参考に岩間美佳が作成)表1 『月映』同人と北原白秋の親交に関する表図1恩地孝四郎《キリストとマリア》1914年、木版、紙和歌山県立近代美術館(私輯『月映』Ⅲ「ひかるもの」に掲載)事 項人 物恩地恩地田中10月、『創作』第1巻第8号にて、北原白秋と前田夕暮の選で短歌2首が掲載される。7月、『文章世界』第6巻第9号にて、白秋の選で長詩が佳作となり掲載される。4月、『文章世界』第7巻第5号にて、白秋の選で長詩が佳作となり掲載される。恩地・藤森9月頃、白秋を訪ねる。10月、『地上巡禮』第1巻第2号にて、白秋による公刊『月映』第Ⅰ輯についての紹介記事が掲載される。2月-4月、遺作『心原幽趣Ⅱ』を白秋に献ずるよう恩地に依頼、送付する。5月、白秋から恩地を介して『わすれなぐさ 抒情小詩選』を贈られる。9月、北原白秋著『白秋小唄集』(アルス)を装幀。以後、白秋の著書およびアルス社の装幀を多く手掛ける。全員田中田中恩地― 22 ―― 22 ―

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