⑻Madan Chitrakar, 前掲書⑶ラジーヴ・ローチャン「カンパニー絵画の時代」、『インド近代美術の夜明け カンパニー絵画』図録、2009⑷調査では、他にも所蔵者がアナンダムニ・シャキャ作品だとみなしている作品を数点確認したが、伝来、署名、質の面から根拠に乏しかったため、ここでは割愛した。⑸チベット絵画の画商であり画家でもあるロバート・ビア氏が、1999年におこなったアナンダムニ・シャキャの息子であり画家のシディムニ・シャキャへのインタビューをおこない、その生涯を綴っている。Robert Beer, “Anandamuni Shakya”, The Robert Beer Blog (www.tibetanart.com/Blog/Post.asp?ID=84), 2012⑹“Visionary Realms, An interview with Robert Beer”, Tricycle magazine, The Tricycle Foundation, 2010⑺当時宰相家として政治の実権を握っていたラナ家の宰相チャンドラ・シャムシェル・ジャンガ・バハドゥル・ラナ(1863-1929、1901-29)の三男で、ネパールの軍や政治の要職を歴任する一方で、イギリスで買い集めた数十万冊の蔵書を所有していた文化人としても知られる。その蔵書は、当時は家族や親しい友人のみにしか開かれていなかったが、現在はカイザー図書館として一般公開されている。― 561 ―― 561 ―
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