⒃『大正蔵』巻50、394頁c。⒄佐藤成順「宋朝初期三代皇帝と釈宝誌の讖記」(『宋代仏教の研究─元照の浄土教─』山喜房佛書出版、2001年。初出1998年)、前掲注⑹塚本氏文献185~186頁、前掲注⑽徳氏論文。⒅張伯偉ほか点校『注石門文字禅』下冊(中華書局、2012年、1700頁)。⒆ただし、宝誌の生前にその姿をよく写し得た肖像彫刻が制作されたとする逸話は、中唐の李顧行による長慶4年(824)の「上元県開善寺修誌公和尚堂石柱記」(『文苑英華』巻820所収)にすでにみられる。「石柱記」に言及される宝誌像はその名のとおり開善寺の「誌公和尚堂」にまつられたと思われるため、墓塔内の宝誌像との関係性について一考を要する。⒇前掲注⒁神野氏論文14頁。―200――200―
元のページ ../index.html#210