鹿島美術研究様 年報第40号別冊(2023)
567/604

注⑴ Museo Arqueológico Nacional(マドリード)、Museo Nacional de Artes Decorativas(マドリード)、Alhambra Palace(グラナダ)、Museo Arqueológico de la Alhambra(グラナダ)でスペイン製のラスター彩陶、釉上彩陶、モザイク・タイル等の調査を行った。⑷ Kanda, Yui, “Collection, Exhibition, Publication, and Depiction of ʻPersianʼ Ceramics in Japan from the late 1950s to the late 1980s,” The Transactions of the Asiatic Society of Japan 123(2020), pp. 147-70; 神田惟「15世紀半ば~17世紀末のイラン製倣青花陶とペルシア語詩銘文」『中近世陶磁器の考古学』第16巻、佐々木達夫編、東京:雄山閣、2022、pp. 309-39; Kanda, Yui, “Iranian Blue-and-White Ceramic Vessels and Tombstones inscribed with Persian Verses, c. 1450-1725,” in The Routledge Companion to the Global Renaissance, edited by Stephen J. Campbell and Stephanie Porras, London: Routledge, 2023(forthcoming). このほか、『鹿島美術研究(年報第36号別冊)』(2019)掲載のペルシア語寄進銘入りイラン製燭台についての研究を大幅に改稿した論文が、以下の査読付き国際誌に掲載された。Kanda, Yui, “If I Circumambulate around Him, I Will Be Burnt: A Brass Candlestick Endowed to the Mausoleum of Imam Musa al-Kazim, Kazimayn,” Iran: Journal of the British Institute of Persian Studies (2023). https://doi.org/10.1080/05786967.2023.2170817(2023年9月4日アクセス).Albert Museum 1501-1738, La Borie, London, 2002など。diss., The University of Tokyo, 2021, pp. 6-34. doi: 10.15083/0002006526.⑵近世インドにおける中国陶磁器に対する需要について考察するため、イッティマード・アッ=ダウラ廟(アーグラ)で調査を行った。⑶松戸市立美術館、INAXライブミュージアム、東京国立博物館、中近東文化センター附属博物館、石洞美術館、愛知県陶磁美術館で調査を行った。⑸神田惟「~イスラームのタイルから読み解く~人々の装いとタイルの魅力」、館蔵資料展「Fashion On Tiles─あの時代、この国のおしゃれさん─展」記念講演会、2023年2月11日、INAXライブミュージアム(愛知);神田惟「高度経済成長期の日本における『ペルシャ』陶器の収集・展示・出版」、日本中東学会第28回公開講演会「日本と中東─歴史的・文化的関係の再発見」、2022年11月27日、日本大学文理学部(東京);神田惟「歴史を語る 9世紀から14世紀までのイラン製陶器の歴史─奥井コレクションのイスラーム陶器を読み解く─」、館蔵資料展「イランの技とデザイン:奥井コレクション展」記念講演会、2022年5月7日、松戸市立博物館(千葉)。⑹本調査にあたっては、愛知県陶磁美術館の田畑潤氏、東京国立博物館の三笠景子氏、常盤山文庫の佐藤サアラ氏の協力を得た。この場を借りて御礼を申し上げます。なお、本調査の一部について、JSPS科研費19K13017の助成を受けた。⑺例えば、Crowe, Yolande, Persia and China: Safavid Blue and White Ceramics in the Victoria and ⑻『世界をみる眼─古陶磁とガラス:西垣千代子コレクション』愛知:愛知県陶磁美術館、2014、p. 38、図版44;『愛知県陶磁美術館所蔵品図録IV』愛知:愛知県陶磁美術館、2019、p. 198、図版1221。⑼『世界をみる眼』、p. 39、図版45;『愛知県陶磁美術館所蔵品図録IV』、p. 199、図版1222。⑽神田2022、pp. 322-23、pp. 329-32。⑾ Kanda, Yui, “Persian Verses and Crafts in the Late Timurid and Safavid Periods,” Ph.D. ⑿この銘文の解読と訳出は、本作品とともに保管されているメモにおいても試みられているが、―555――555―

元のページ  ../index.html#567

このブックを見る