鹿島美術研究 年報第41号別冊(2024)
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⒃ ■■■■■, p. 139を参照。⒄ 小林ふみ子「狂歌が浮世絵にもたらしたもの」『浮世絵芸術』160巻、国際浮世絵学会、2010年、 三浦篤『移り棲む美術』名古屋大学出版社、2021年、26頁から引用。⒀ 表は左から「ソローリャ美術館の画像番号」、「稿者による番号」、「オリジナル画の作者名」、「タイトルやシリーズ名、表されている図像」の順にまとめた。狂歌の解読、解説については今後の課題とする。⒁ Román Navarro, María, in Exh. Cat, ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■, Madrid: Conde Duque, 2009, pp. 66-67, 205-213を参照。キーズはソローリャ美術館所蔵の摺物数点についてのみ言及している。⒂ オリジナル作品と複製作品については以下を参照。Keyes, Roger, ■■■■■■■■■■■■■■■ (Chester Beatty Library, Dublin), New York: Sotheby's Publications, 1985, pp. 509-520. チェスター・ビーティ─図書館にも多くの複製が収蔵されている。現在オリジナルの版画が失われているものや1890年代に新しくデザインされたものもあるという。⒅ 最近の特筆すべき研究として、大東文化大学の高木ゆみ子がパリ在住の美術収集家ジョルジュ・レスコヴィチのスリモノ集「日本浮世絵版画の至宝 摺物」の出版に際し、摺物の狂歌をフランス語に翻訳され解説したことは大変興味深い。Aitken, Geneviève, Takagi Yumiko, ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■, Paris: In fine, 2019. ⒆ メトロポリタンに展示された作品はおそらく《午後の太陽》(1903年、ヒスパニック・ソサエ⒇ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■, Feb. 12, 1909から引用。 PIEZA DEL MES abrilʼ13 “Sorolla y la visión fotográfica” Elena Pallardó [Asistencia libre], https://www.culturaydeporte.gob.es/dam/jcr:9e999419-325b-4ece-9bc7-00825511785b/sorolla-y-la-vision-fotografica.pdf(参照 2023-10-25) 日本でも写真技術の導入とともに手彩色の写真が作られ、土産物として欧米に渡った。その中でも横浜写真は広く知られ、ソローリャもフランスから鎌倉の風景を撮った横浜写真(絵葉書)をスペインの家族あてに送っている。 アントニオ・ガリシア・ぺリスについては以下を参照。 María Luisa Menéndez Robles “Antonio García y Joaquín Sorolla”, ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■, Real Academia de la Historia (王立歴史アカデミー、人物図鑑)https://dbe.rah.es/biografias/67044/antonio-garcia-peris (参照 2023-10-25)Exh.cat., Madrid: Museo Sorolla, 2006, p. 80から引用。 岡塚章子、我妻直美著(東京都江戸東京博物館)『浮世絵から写真』青幻舎、2015年、132頁かするとともに研究の報告も差し上げたい。摺物109点の特定にあたっては、千葉市立美術館の染谷美穂学芸員と神奈川県立歴史博物館の浮世絵担当者である桑山童奈氏には多くのご教示をいただいた。心から感謝申し上げたい。26-27頁を参照。ティ・オブ・アメリカ)と推測される。ら引用。― 148 ―― 148 ―

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