⑹ 梅沢恵「日本に伝来した陸信忠画─称名寺本陸信忠筆十王図を中心に─」板倉聖哲責任編集『アジア仏教美術論集 東アジアⅣ 南宋・大理・金』中央公論美術出版、2020年。北澤菜月「陸仲淵筆羅漢図の画風について─寧波仏画の表現様式に関する覚書─」林温編『様式論─スタイルとモードの分析』仏教美術論集1、竹林舎、2012年。⑺ 井手誠之輔「［表紙解説］陸信忠筆 第九尊者戌博迦（十六羅漢図の内）」『仏教芸術』9、中⑻ 前掲注⑷ 井手氏論文の他、「作品の個別性とアイデンティティー─寧波仏画と地域社会」（『アジア遊学70 波騒ぐ東アジア』勉誠出版、2004年）をはじめとする井手氏の研究、高志緑「陸信忠筆「仏涅槃図」の再検討─図像源泉と懸用法を中心に─」（『フィロカリア』36、2019年）等も参照。⑼ 前掲注⑷井手氏論文（上）、84頁。同氏「影響伝播論から異文化受容論へ─鎌倉仏画における⑽ 前掲注⑸沈氏論文の分類を参考に、本研究の内容に合わせて作成した。「陸信忠筆」の落款があるとされるベルリン・アジア美術館本は、画像で確認した限りでは落款が確認できなかったため、また和歌山・浄教寺本は南北朝から室町時代（14世紀）に日本で写されたと推定されるため除外した。鈴木雅子「十王図」解説（大河内智之『浄教寺の文化財』浄教寺、2006年）。⑾ 前掲注⑶海老根氏著書、131頁。⑿ 前掲注⑺井手氏著書『日本の宋元仏画』、38頁。⒀ 田中一松「陸信忠筆十王像」（『國華』878、1965年）では、初江王図と宋帝王図で残画から「忠」図版出典図1 香雪美術館提供図2 東京国立博物館他編『「京都五山 禅の文化」展』日本経済新聞社、2007年図3、図4 奈良国立博物館収蔵品データベース図6 東京国立博物館・朝日新聞社『空也上人と六波羅蜜寺』2022年図7 龍谷大学龍谷ミュージアム『ブッダのお弟子さん─教えをつなぐ物語─（別冊）』2022年図8 ColBase国立文化財機構所蔵品統合検索システム表1 ボストン本の図版 呉同編・湊信幸翻訳監修『ボストン美術館蔵唐宋元絵画名品集』大塚巧央公論美術出版、2022年。同氏『日本の宋元仏画』日本の美術418、至文堂、2001年。中国の変容」『講座日本美術史 第2巻 形態の伝承』東京大学出版会、2005年。の字が類推されると報告されている。藝社、1996年それ以外は筆者等撮影― 159 ―― 159 ―
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